FAOのホームページより。
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ベナンにおけるオブソリート農薬の安全防護対策・廃棄事業
国際連合食糧農業機関(FAO)は、日本政府より2.1億円の無償資金協力(貧困農民支援)を得て、ベナン共和国において「オブソリート農薬の安全防護対策・廃棄事業」を実施する。 この為の書簡交換が、8月30日(火)ローマにて、ロラン・トマFAO技術協力局長と河野雅治駐イタリア大使との間で行われた。 本件は、交換公文及び贈与契約に基づき、国際協力機構(JICA)が資金を提供する。
事業内容
1. 環境評価: 農薬在庫管理システム(PSMS)の導入、データ入力及びシステムを利用した汚染サイトのリスク評価。 農薬、汚染された容器及び土壌に対する安全防護・廃棄に関する包括的環境評価(EA)の実施。
2. 安全防護: 廃棄に向け、農薬の再梱包・中継地点への集結及びそのプロセスにおける安全防護。
3. 廃棄: べーゼル条約に基づいた海外への輸送・廃棄、並びに国内の汚染された保管資材や土壌を洗浄し、一部再利用する。 汚染がひどい資材等については農薬同様に海外へ輸送し廃棄処分する。
*オブソリート農薬: 使用されずに残されたまま、製造された当初の目的を果たすことが出来なくなり、廃棄しなければならなくなった農薬。
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この農薬について少し調べてみました。
エンドサルファンという農薬で
綿花やトマトなどに使われているらしい。
ベナンの主な生産作物であるこれらの農作物に使用されているのですね。。。
JICA事務所に問い合わせて、どこに保管されているのか調べてみると
大きな都市に集中して、保管されている事がわかりました。
神経系に影響を及ぼすのだとか。
化学は苦手でよく理解できない。けど、安全な食を求めて
自分に出来ることは、野菜をよく洗って食べる事しかない、と思います。
アジアや西アフリカ、インドなどでも使用されていたみたいなので、
野菜の皮は剥いて食べる。
生ものは洗浄剤を使って、きちんと洗う。
など、しましょうね!!