活動計画を出す時期になりました。
自分に何が出来るか、本当に悩んで
自分には何も出来ないと思い、無力さを痛感し
無気力に病院での時間を過ごすばかりでした。
それには理由が…
そもそもJOCVに参加したきっかけの一つ。
学生時代に日本が栄養不足から栄養過多になった年月を凝縮できないかと思った。
栄養改善を必要とする国で活かせないかと。
しかし、その思いは見事に外れていた。
知識・技術・物資などを支援しても、結局はそこにいる人の意識を変容しなければならないのだ。
そのためには、やはり何十年もかけて、積み重ねていく必要がある。親から子供へ。そして、その子供たちが大人になって、また子供たちに伝えていく。その社会にしくみを理解していなかった自分が恥ずかしい。
何事にも近道はなく、1つずつ進めていくしかないと知った。
私の活動でもそうだ。産科での活動を提案してみると、あっさりOKしてもらえた。
この2か月『小児科でしか活動できないんだ』・『同僚たちの仕事は増やしたくない』と思い、彼女たちの業務を手伝ってきた。そのため、本来の栄養士としての活動はおろそかになり、食事摂取状況のアンケートも行っていなかった。
しかし、私がいる間に栄養に関心を持ってもらい、少しでも定着するものがあるように、たとえ1人であっても、やっていこう。
まずは、活動計画をしっかり話し合って、出来るものから、なんでもやってみようと思います。