前の広報誌に書く記事のために、改めてベナンの新生児・乳幼児死亡率を調べてみました。


やはり悲しくなるほど、死亡率が高いベナン。


WHO2009年の統計

出産1000人あたり

新生児死亡率 32 

乳幼児死亡率 75


日本は

新生児が1 乳幼児が2


こんなに違うんです。日本では助かるはずの命。


医療環境の違い?

経済状況の違い?

教育の違い?


世界最貧国の一つに挙げられるベナン。

でも生活物資は驚くほどにあふれている。

目に見えるモノの豊かさで判断しちゃいけないと。


週末に青少年活動の隊員と話す機会がありました。

小学校での活動を聞いたりして、やはり教育は重要と思いました。


今、子供たちに情操教育をしたとしても、まず先生たち・大人たちが理解していないと

ちゃんと伝わらない。

子供たちは先生や親の言うことを聞くからね。


ってことは、この国の状況が変わる可能性があるのは子供たちが先生や親になる頃。

何十年もかけて、地道にやっていかないと、今の状況は変わらない。


『生まれた瞬間から矛盾を抱え

生きているなら

神は何のために この命を与えたんだろう?』


ゆずのWounderful wordという歌の一部です。


目の前で亡くなっていく小さな命。

ひとつでも多く助かるように、コツコツ活動しようと思います。