先日厚労省の介護給付費分科会にて、平成24年度介護報酬改定に係る諮問が行われ、来年度からの介護報酬が公表されました。
ニュースなどでは、全体の介護報酬は1.2%増と報道されていますが、個々に見ていくと、医療とそれほど密接にかかわっていないようなサービスについては、大幅減となっているところも多く、私の働く通所介護(いわゆるデイサービス)でも、減額です。
通所介護に関して言えば、
・レスパイト機能を高める事(介護する人の助けになるように長い時間利用できるようにするところには厚く報酬が配慮されているようです)
・リハビリテーションをちゃんとする事
と言うところに、重点が置かれているようです。
自分自身、理学療法士なので、リハビリテーションに対して着目してもらっているという部分は、喜ぶべき事なのだと思いますが、現状で、通所介護でのリハビリテーション(そもそも、リハビリテーションという言葉の使い方、機能訓練という言葉の使い方のあまりのあいまいさにがっかりするのですが・・・)の目指すところが分かりにくい。
いまでも、通所介護と通所リハの違いがあいまいなのに、さらに訳が分からなくなる可能性大。
理学療法士なり作業療法士の仕事自体は医師の指示のもとに行う医療行為で、通所介護での機能訓練は誰の指示?それは、そのPT・OT・ST・Nsなど個人の責任で?それとも、主治医に指示をもらうのか?
もともと、リハビリテーションを医療的リハビリテーションとごっちゃにして使っている方々(世間一般的にそうかもしれませんが・・・)が制度を作っているとしか思えません。
レスパイト機能を高めるというのも、言葉だけ聞いていると、素晴らしい事のように聞こえますが、今までの時間区分を少しずつずらし、一段階下の区分になるようにすることで、介護報酬の減額を図ったというのが、一番の目的に見えます。(事実、営業時間の変更と、職員の配置に頭を悩ませんている通所介護の管理者は数多く)
少し前の厚労大臣の推していた「お泊りデイ」はどこへやら。最大12時間の延長も認めるということなので、朝9時から夜9時のデイサービスもあるのかも。
結局負担になるのは、利用される高齢者の方と、現場の職員なわけで・・・
今後も、介護職離れは避けられない状況ではないかと思ったのでした。
来年度からの改正に伴い、自分自身の身の振り方も考えなければいけないのかな・・・と思うのですが、現状、今の職場での来年度からの方針がいまいち定まらず、静観しているような具合です。最悪、来年度からの契約打ち切りもありかなと思っています。(1年契約のパートですから・・・・)
自分の体の事(先日の診察・点滴ではいつでも手術してもよしと言われ…)、ケアマネの研修の事、仕事の事、家族の事、色々考えるとどこに進むのも、躊躇ばっかり・・・なっさけないと思いますが、なるようになるだろうと思っているところもあり・・なのです。