9月23日の読売新聞紙面、
関節リウマチの文字がパッと目に入りました。
簡単に書くと、
多発性骨髄腫の治療薬として知られるサリドマイド。
“ サリドマイドがリウマチなどの炎症を抑えるメカニズムを解明した ”
と大阪大のチームが発表した、との記事でした。
( サリドマイドが、
サイトカインの産生を抑える効果がある事は知られていたが
その詳しいメカニズムは今まで不明でした)
新薬開発につながる可能性があるとのこと。
様々な自己免疫疾患の治療に使えるかもしれないという事で
今後、動物での研究を進めていくそうです。
もう何年も前、
“ 多発性骨髄腫にサリドマイド ”がまだまだ浸透していない頃、
サリドマイドをDr経由でアメリカから個人輸入したい、
という患者さんがおられました。
その後、2008年に、多発性骨髄腫の治療薬として
日本でも改めて承認されました。
サリドマイドと言えば、やはり薬害のイメージが強いです。
自己免疫疾患の治療薬としてもどんどん研究が進んで、
安全性が確立され(ここが一番重要ですよね)、
できるだけ早く世の中に出てきてほしいです。
ご訪問ありがとうございました