久々に本を読んだ。
本屋大賞を受賞した「永遠のゼロ」。
「永遠のゼロ」だけでなく、戦争モノの映画を観たり、
本を読んだりすると、いつも深く考えてしまう。
自分と同い年の子が、当時は、こんなにツライ経験をしていたんだ。
自分より年下の子が、キツイ体験をしていたんだ。
自分は、なんて幼くて、小さな人間なのか。
今感じている悩みや不安、ストレスなんて、
戦時下にあったら、とってもちっぽけな悩み。
いや、悩みになんて、なっていないんだろうな、と思う。
みんな必死に「生きていた」。
なんのために?
誰のために?
自分のため、というよりかは、
家族のため、愛する人のため。
誰かを守るために、戦いに行く。
キツイ生活を耐えて、必死に生きていく。
そうやって戦時中、戦後を生きてきた祖父母たちがいて、
今の日本がある。
おじいちゃまは、戦闘機に乗っていた。
当時の写真が飾られていたから覚えている。
おじいちゃまは、戦争の話はあまりしなかったけど、
戦友とは、ずっと連絡を取って仲が良かったのを覚えている。
おばあちゃまは、戦時中、兄を戦争でなくし、
仲良しのいとこ達と疎開していた。
結婚したりして、日々の生活に追われ、
疎遠になってしまったらしい。
私が高校生のとき、
「一緒に疎開していたいとこ達に会いたい」と言い出したので、
祖母と一緒に会いにいくことにした。
2人のいとこに会ったところで、
祖母は、突然、倒れてそのまま帰らぬ人となってしまった。
もっと早く、祖母がしたかったことを聞いていたら、と後悔した。
自分の大切な人を思い起こさせられ、
「何のために、どう生きるか?」
とても考えさせられる、すてきな作品でした。
いま、亡くなってしまった祖父と祖母にとても会いたい。


















