証券会社での生き残り競争2 | 中央線大家の日記

中央線大家の日記

中央線沿線に生息する大家の日常です。

2店目も3年で飛ばされました(笑)。

 

この店は、某外資系メーカーと協定を結んだ株式資産があって、

 

米国相場が堅調になると、持ち株制度やストックオプションでお金持ちになった、

 

そのメーカーの社員が売却出金していくので、恒常的に資金が出て行く傾向にありました。

 

個人的にはその分、手数料が上乗せされるので、会社に残れるという観点においては、

 

非常にありがたい存在といえました。

 

しかしながら、支店の入金成績という観点において、常に圧力がかかる存在とも

 

いえました。

 

月末の入金に関して少し苦労した記憶です。

 

入金と引き換えに、お客さんの書いた本、10冊買ったりしてました。

 

それと、店には当時某ファーストフード経営者さんが、

 

大口で株を売買していたので、

 

店の手数料に関する成績はそれほどうるさく言われませんでした。

 

ちなみにこの経営者さん、とある支店長の時にはまったく売買しなかった

 

そうで、当たり前ですが、この支店長さんの出世はなかなか厳しかったと思われます。

 

相性&運&縁の世界ですね。

 

そのうち金融危機が起きて資金がバンバン出金されたりして、

 

入金ノルマも曖昧になってしまいました。

 

相変わらず収益だけは出来てましたが、新規開拓さぼってましたし、

 

買い付け作業即日損きり事件等もあり、支店長にはまたまた嫌われます。

 

しかしながら、この支店の3年間はリテール証券マンとしては、

 

本当に類希なことだと思いますが、楽しい支店生活でした。