日本と同じくアメリカではズル込み割り込みに遭わないから、

人の流れに沿って無心に進めばいいのだが、

ここはアジアからアメリカに入る玄関口LAX。

そう、ずる込み割り込み当たり前の民族がやってくる地でもあるのだ。

 

だから。。。

 

飛行機を降りた瞬間からが勝負ランニング

強歩大会⁉︎ってくらい微妙なスピードで且つ慌ててるのが相手にバレない

程度に1人でも多くの人を抜かしてイミグレに向かわなきゃいけないのだランニング

 

元々せっかちな私だが、ここで誰よりも早くイミグレに辿り着きたい理由が

私にはあリまして。。。

 

。。。アメリカ暗黒時代に若気の至りで過ちを起こし、暫くアメリカ入国が

できなかったため、未だに10回中9.8回は個室に呼ばれるのがお決まりなのだ。

個室に行く人数が少なかったら早くて10分ほどで解放されるのだが、

最近は特に香港からアメリカに移民を試みる人が多い上、ブラックマネー¥

を持ち出す人が多く、香港や中国を始め東南アジアからのフライトは特に

マークされやすいため、例の個室はいつも満席。下手したら数時間、

携帯も使えず、会話も許されず名前を呼ばれるまで待たされるのだ。

 

今回はワンコも同行してるし、3時間後にはアラスカ行きのフライトに

搭乗してなくてはならないから失敗は許されない。

 

しか〜し、私には携帯がないため、iPadで飛行場のWiFiを使って夫に

状況をアップデートしようと試みるがWiFiが弱すぎるため全く繋がらない。

なぜか私は夫からのテキストを受け取れるが、私は送信できないから夫は

こちらの状況を把握できない。

 

イミグレで引っかかるのは承知だけど、いつもは忍耐強い彼もさすがに

ワンコたちのことになると心配性炸裂で、私からの返答がないのに痺れを切らして

めずらしく機転を効かして先に貨物ターミナルに行ってワンコたちをピックアップ

するという連絡が入った。私も最初からそうした方がいいと伝えたかったが

なんせアメリカのSIMカードが入った携帯がないから伝えられずにいたから一安心。

 

しか〜し、

 

あの(どんくさかった)香港の新人さん?(彼に関してはこちら)のミスで

ワンコの受取人に夫の名前を入力してなく私のみになっていて、私本人か私の

パスポートのコピーがなければワンコを渡してもらえないということむかっ

 

次の乗り継ぎまで3時間をきってしまったため、ここで時間のロスはできない。

どうにかパスポートのコピーを送信したかったため、WiFiが繋がりやすいよう

重いiPadをかかげてネットに繋ごうとするが、全く効かず私からのテキストは

彼に届かない汗

 

っということで、彼は何もなす術がなくただただ待つしかないもやもや

そして、ワンコたちも私たちに会えず不安の中、可哀想にケージ内で待機うんち

 

この日も相変わらず混み込みのイミグレ。いよいよ私の番がきた。

 

ルーティン化している個室への移動!と思いきや、このイミグレオフィサー

のおじさん、あたりが優しい感じ。たわいの無い会話で私も

「次の乗り継ぎまで2時間もないから焦っている」と大袈裟に主張。

そしてたら、なんとなんと10回に1回もない確率で個室行きは免除!

「今日は混んでるから3時間は待つよ。」と言いながらパスポートにスタンプ

バシっとおしてくれたFREE

 

この人、神〜飛び出すハート

 

その後、到着ロビーでお利口に待っていた彼は500m先からでも分かる

ぐらい殺気立っていたギザギザ4ヶ月ぶりに会ったのにハグも何もなく、

「車を待たしているから早く。貨物ターミナルに行く前に検疫で書類を

クリアにしなきゃいけないから時間がない!」とさっさと進んでいくDASH!

 

出発前に浮かれて飲みすぎて、うかつにも携帯をなくして、

次から次へと無駄な問題と心配を起こしてしまった私がわる〜ございます。

罪悪感もあって、この時ばかりは大人くて付いて行きました魂

 

ターミナルから離れたとこにある検疫所に着いたら、働いている(風)の

オフィサーは大勢いたが、こちらがアプローチしてもガン無視!

窓口には1人しかいない。自分のせいでドタバタになってしまった責任感も

あって、ここは私がなんとかしなきゃと思った。が、ガン無視されては

何もできないもやもや

一瞬、今はやりの"Asian Hate(アジア人ヘイト⁉︎)"っと思ったが、

私たちより前に来ている人に聞いたら、彼らはもう3時間もそこにいる

という。

 

え〜!?終わった。。。こりゃ、アラスカ行きの乗り継ぎには間に合わない爆弾

 

当時、LAからアンカレッジの直行便は週に2本しかなく、この日を逃したら

数日LAで宿泊しなければいけないし、ラストミニッツでキャンセルできるか

わからないし、次のフライトにうちの2匹が乗れるとは限らない

(大体の航空会社は一機に3匹しか乗せない)。

 

これは何がなんでも間に合わせなきゃメラメラ

 

ここで私の台湾人側のスイッチオンひらめき電球

 

夫に止められたが、振り払って窓口のオフィサーにアプローチ。

 

「次の乗り継ぎまで2時間半しかないんですけど。。。」

と遠慮気味に言ってみた。

 

「だから?それはあなたの問題ですよね!」

と冷たい対応、どころか少しキレてるあせる

 

大人しく待機している夫の元に戻ろうとしたら、「だから止めたじゃん!」

と言わんばかりに目をくるりんされたドクロ

「なんで君はいつも言うこと聞かないんだ⁉︎この場で主張したら、

ウザったがれるだけで更に事態を悪化させるだけなのに。」

 

しゅん。。。ガーン

 

なんとか事態をよくしようといつもの諦めない精神でいっただけなのに。。。

そういうのは、アメリカで通用しないらしい。。。

 

アメリカ入国直後の教訓でした。

 

乗り継ぎまでのタイムリミット 時計2時間15分時計

 

景色もどんよりに見えるのは私だけ?

 

オフィサーを怒らせてしまった私たち、ど〜なる?

 

つづく

"Hello。。。?"

 

オーストラリア訛りの流暢な英語で一方的に話し始めた女性。

 

”Are you serious!? That's wonderful! You saved my life!”

"Thank you, thank you, thank you soooo much!!"

 

この短い返答だったが、私の目がキラキラし出したのを見て、

姉もなんとなく何が起きているのか気づいているようだ。

 

奇跡が起きましたクラッカー

 

なんと、なんと〜↓

 

ヘアーサロンに勤めているこの女性の同僚が出勤時に道に落ちている

携帯を見つけて、とりあえずサロンに持ち帰って充電したら画面に

表示されていた姉の携帯番号に電話をかけてくれたのだ愛キスマーク

 

初めて携帯を失くして、初めてFind Myを使って位置確認だけして、

もう戻ってこないと思い込んでたし、それ以上使いこなす術も当然

なくいたのに、なぜ姉の携帯番号が私の携帯画面に出たのかずっと

不思議だった。夫に会うまでは。。。

 

iPhone 11 Proを使っているが、闇市なら最低5〜6万円にはなる

であろうこの子が落ちてたら、拾われて売られるのは確実お金

それなのに、拾って充電までしてくれて連絡してくれたなんて、

 

この人たち、神〜飛び出すハート

 

先に帰ってもらったメリーちゃんにすぐに連絡して、そのままその

ヘアーサロンに取りに行ってもらった。

もし姉がいつも通り知らない番号からの電話にでなかったら、

もしあと10分遅くに連絡入ったら私はもう姉とバイバイして、

最低12時間以上はこの事実を知ることはできなかったし、

すぐにメリーちゃんに取りに行くように手配もできなかったから

滑り込みセーフのタイミングだったのだグッド!

 

本当は私が直接会いに行ってお礼を言いたかったが、

翌日改めて、私が2021年香港で一番ハマったデザートをメリーちゃん

に届けてもらいました。あっ〜、食べたいよ〜よだれ

 

Le DessertのMilk Tea Pavlova(ミルクティー パブロバ)

 

そして、

愛おしの携帯は落としてから2週間後に傷一つなく私の手元に戻りました。

 

が、

 

携帯ってリチウム電池が入っているからそう簡単に国際配送できないんです。

ここでもまた色んな人を巻き込んで。。。密輸しました秘密

 

機内ではSpotifyに入っている自分セレクトのPlaylistsの曲を聴きながら、

特に楽しかったこの数ヶ月間の写真を見返しながら思い出に浸ろうと

密かな楽しみだったが、約12時間の空の旅はドラえもん2本観て号泣して

疲れてほとんど寝ちゃったからあっという間にLA到着。

 

しかし、

 

手元に携帯がないがためにここからがまた一悶着、いや三悶着?

ぐらいあったのだあせる

 

つづく

一番心配だった第一関門を突破し、ほっとしたのも束の間、

貨物ターミナルから通常のターミナルへの移動。

 

ほとんど人がいない飛行場はやはりいつもと勝手が違うのだが、

プライベートの車で行ったからか、駐車場の関係だったのか、

いつもと違う小さい入り口からターミナルビルへ入った。

香港ではビルに入る際や入店時には必ず「安心出行」というアプリを

スキャンしなきゃいけないのに、なぜかその入り口ではスキャンする

機械も人もいなかった(気がする)。あれはなんだったんだろ。。。?

 

まっいいっか、とりあえずチェックインカウンターへ

 

コロナ禍、確認に確認を重ね渡航の必要書類やら陰性証明やらを準備したが、

その数ヶ月前の夏に10ヶ月ぶりに夫に会いに行った際に私も夫も

「2回のワクチン接種完了したらアメリカに入国できる」という認識で、

陰性証明を準備してなく、夜中にお家にトンボ返りした苦い思い出が

あったため、この時も何かが足りないとか、規制が急に変わったとか、

大どんでん返しがないか少しドキドキしていた。

 

必要書類を提示し搭乗手続きはスムーズ!と思われたが。。。

 

「2回目のワクチン接種カードはありますか?」と言われ、

意味が理解できなかったが、嫌な予感しかしない汗

 

どうやら、私が提示したそのカードは1回目のワクチン接種カードで、

2回接種したら、2枚のカードがあるらしい。

知らなかった〜、2枚とも同じ物かと思った〜ガーン

 

あっ、そういえば今までお財布に入れていつも持ち歩いてたカードは

前日に何かで必要になって一度出したのを思い出したひらめき電球

あっ、今朝そのカードをキッチンカウンターでチラッと見た気がするひらめき電球

あっ、この提示したカードは家を出発する前に棚にあったのが見えて、

何気にバックに入れたんだひらめき電球

 

断片的に色々思い出したが、

 

あっ、2回接種したのをアプリで証明できるから大丈夫!

 

と思ったのも束の間、

そう、私にはそのアプリが入っている携帯がない、ないのだ!

お〜い、いい加減酔いを覚めせ〜パンチ!

 

数ヶ月前に検査した抗体証明書はあるが、これで証明できるのではないか?

iPadに残ってる2回目ワクチン接種の予約確認でも証明できるのではないか?

それでは、接種した証明にはならないということで全部却下ダウン

 

困った〜あせるど〜する?

 

この時、気になることは一つしかない上差し

「ワンコの搭乗手続きを済ませてしまったが、私が乗れなかったらどうなる?」

 

チェックインカウンターの係員も困った顔で必死にどうにかしてくれようと

色々リサーチをし始めてくれた。そして、もう一人別の係員も登場して

どうにかしてくれようと携帯でリサーチをしながら色々試みていた。

これは香港では珍しいケースでこの2人の必死さには心温まったブルーハーツ

 

一方の張本人は「アメリカ行きは今日無理かも~」とまだ酔いが覚めない中、

彼の顔がチラホラ浮かぶ度に気合を入れてはパソコンからかき出せる情報を

必死に探しては諦めたいモードに入ってを繰り返した。

 

が、ふとっ。。。

 

「今日の便に乗れなかったら、まだ香港にいれる〜流れ星

 

と、よこしまな気持ちがよぎったドクロ

この場に及んでそんな気持ちになったことへの罪悪感と同時に

正直な自分の本心に気付いてしまったびっくりマーク

 

「アラスカなんて行きたくな〜いえーん」ってこのタイミングで確信したけど、

ワンコも彼も捨てる訳にはいかない、まだ住んだこともないのに否定的に

なるのも私の生き方じゃないっ!

 

目を覚ませ〜パンチ! 酔いを覚ませ〜雷

 

搭乗時間まであと3時間→2回目のワクチンを接種したカードは記憶に

残っているキッチンカウンターにまだあるはず→メリーちゃんと最後の

ランチをする予定だったが変更して、お家に取りに帰ってもらえば

間に合うし、その間私と姉は市内に出て最後のランチが食べれる→OK

 

急ぎ足でメリーちゃんは去り、CXの係員はまだ色々試みてくれていた。

 

そしてついに、見付かったらし〜虫めがね

 

唯一あるワクチン接種の予約番号?からいくつかある専門HPに入って、

私が2回の接種を完了していることが証明できたとこまでたどり着いたのだ拍手

しかも一度ビジネスセンターに行って印刷しなきゃいけないのに、

特別そこで印刷してくれるとのこと。

 

この人たち、神〜飛び出すハート

 

みんなで飛び跳ねるぐらい喜んで、「えっ、私たち家族⁉︎」ってくらい

一体感が生まれたラブ

 

メリーちゃんに戻って来れるか電話したら、幸いコロナ禍で市内に出る

AEL(エアポートエクスプレス)が30分に一本しか運行してなくて

まだ飛行場だった。

 

車を待たしてあったから、近くの市内まで出てランチできる余裕が少しあったが、

なんとなくここで飛行場を離れたらまた事件が起きそうだねっと姉と

意見合致して、つまらないけどランチを飛行場で食べることにした割り箸

 

特に最後の1ヶ月、私につきあって食い倒れした姉もさすがにお疲れの様子

だっだが、出発するまで一緒にいてくれてランチ後はお疲れ様会と

第二関門突破!ということでコーヒーショップに入ってコーヒーで乾杯。

 

大好きな香港。何度もこの景色に励まされ頑張れた!

 

酔いが覚め切らず、始終ふわふわした気持ちだったが、いよいよ香港を

離れなきゃいけない寂しさと私もワンコも無事に搭乗できるという安心感で

2人ともめずらしく大人しめにコーヒーを飲みながら、「あと10分くらいで

行った方がいいねっ」なんて名残惜しんでいたら、姉の携帯に知らない番号から

電話がかかってきた。

 

普段知らない番号には出ないらしいが、なぜかこの電話には出た。

眉間に皺をよせて私に代わっていう感じで携帯をを渡してきた。

 

えっ、わたしはてなマーク

 

この一本の電話、全くの予想外。そしてあり得ないことが起きたびっくりマーク

 

つづく

飛行場に向かう途中、失くした携帯が気になってもう一度Find Myを確認。

 

えっ、携帯の位置がちょっとだけ移動している!

しかも、のんきに充電中携帯

 

あ〜、もう私の携帯は誰かに拾われてどこかで売られるんだ〜

これは諦めるしかないガーン

 

気を取り直して。。。

(いやいや、携帯なくて無事にアメリカ行けるか否かの問題なんだけど)

 

 

コロナ禍の規定で私たちが乗ったキャセイパシフィック航空(CX)は

ワンコを「貨物」として輸出する以外方法がなかったため、ワンコは

貨物ターミナルから出発時間から6時間前に行かなければいけなかった。

しか〜し、香港は貨物輸送ハブ空港でもある様に貨物ターミナルって広い。

ワンコの輸出手続きはどこ?となった。パソコン開いてワンコの航空券

に関してやりとりした担当者たちのメールを見返しても場所指定はなく、

グーグルマップで調べて辿り着いた気がする(覚えてないけど)。

コンファメーション番号が手元になかったのがかなり心配だっだが、

搭乗便名と基本の個人情報で話が通じてまずはほっと一息。

 

とりあえず、ワンコ2匹の姿だけ見せて、事前に獣医さんに出して

もらった健康診断書や香港農業水産管理局からの輸出許可書等を提出して

最後のお散歩に行ってもらったが、窓口の係員が新人さんだったのか、

久々の仕事だったのか、はっきりしない感じで手続きだけで既に1時間

かかったてるのに、ワンコたちが戻ってくるよう催促するし、

手続きが完了してないのにもうワンコをケージに入れなきゃいけない

ということで動物に対する尊厳がないな〜と改めて思ってしまう。

この子たちは悪徳ブリーダーの荒れた環境で7ヶ月の時に保護された兄弟

だからそれなりに窮屈な環境には強いかもだけど、これからLAで私たちが

迎えに行くまでの20時間弱はこのケージから出れないと思うとやっぱり心配。

ただ、救われたのはCXの場合はこの子たちのサイズなら2匹一緒のケージに

入れたことだ。

 

ビビりのポニョ(右)はケージ好きだけど、ポチ(左)は破壊するくらい苦手

 

この子たちのお世話をしてもらうのに3年前から働いてもらったメリーちゃん。

心からこの子たちを愛してくれてただけじゃなくて、頭も良いし、

何よりも正直で(たまに暴言吐いちゃうくらいストレート爆  笑)、

私たちが3ヶ月間家を留守にしても任せられるくらい信頼できる子。

特にポチとは私の入る隙がないくらい相思相愛

だから、今回のアラスカ移住が決まった時はこの子たちを引き離すのが

ほんと〜に辛かったし、申し訳ない気持ちだった。香港に彼がいる彼女は

短期ならっということで一緒に来たかったけど、弁護士に聞いたら

状況的に難しいということで泣く泣く諦めた。実際私はこの子たちの

お世話をほぼしてこなかったからアラスカでやっていけるか心配だったあせる

 

普段強気のメリーちゃんもこの時は泣きっぱなしで、私ももらい泣き

 

携帯がなくても無事ポチとポニョの輸出手続きは完了。

まずは、第一関門突破拍手

 

しかし、あの新人?の係員の手違いでLAで問題発生もやもや

 

つづく

出発日、人生初の失くしモノをしてしまった爆弾

 

 

香港最後の1ヶ月間は、コロナ規制が少し緩んだのもあって、

ラストミニッツで予約が取りにくいレストランも「アラスカに行く!」

という私に同情⁉︎してくれたのか、優しい方々のおかげで予約が取れて、

毎日ランチもディナーもびっしり。タイミングが合わないお友達とは

お茶かハッピーアワーで会っていたから、長距離マラソンのように

レストラン、カフェ、バーのハシゴで食べ疲れ、飲み疲れ、遊び疲れ、

その上、コロナの影響でエアラインと国の規定が大幅に変わったのに

明確な説明ができる担当者がいなくて、ポチとポニョ犬の航空券が

ギリギリまでコンファームできず、遊びながらも気が気じゃなかった。

 

そんな訳で、香港や友達と離れるのを悲しでいる時間も余裕もなく、

最後の晩餐は密やかに少人数で、香港の夜景を見ながら悲しみに浸ろうと

ベストフレンドのTinaが予約してくれたChina Clubに向かった。

 

香港のコロナ規制の切り替えはとても早く、もう付いていけなかったが、

1卓6人までと思っていたから、最後の晩餐も6人と思っていたのに、

なぜか個室に案内されてはてなマークと思ったが、扉が開いてまず

インテリアデザインスクールのクラスメイトたち

そしてさらっと見えただけでも全員知っている顔ぶれが立っている!?

そこで、イダずらっ子っぽい笑顔で現れたTinaクラッカーそういう事かひらめき電球

みんなとハグして爆笑して、涙ちょちょぎれて、写真撮って、踊って、

せっかく用意してくれたフィンガーフードも食べる暇がないほど騒いでたが、

シャンパングラスだけは空かずに一生忘れない時間を過ごしたラブラブ

 

「私明日から無期懲役で刑務所でも入るのかな⁉︎」って錯覚するぐらい、

楽し過ぎて、幸せすぎた〜音譜

 

30分ぐらいの距離だけど、最後は香港に浸りたくてChina Clubからは

どうしてもお家まで一人で歩きたくて、送るって言ってくれた友達にも

「大丈夫、一人で帰れる」って言ったけど、スクールで一番の仲良しから

親友になったウクライナ人のAnnaと彼女の香港人旦那さんにほぼ拉致で

クラブに連れて行かれ、若かりし頃の血が騒いでというか蘇って、

知らない人巻き込んで踊って、ノンストップでくるショット飲み切って、

相変わらず騒ぎまくってたけど、携帯の時間が見えて一瞬冷静に目

出発まで10時間もない!「パッキング終わってな〜い」と一瞬パニックDASH!

私にはど〜しても最後にしたかった目的があったから、

お家まで送ってくれるっていうAnnaと旦那さんをタクシーに乗せて、

計画通りお家まで歩いて帰ったのだチョキ

 

。。。といっても、

 

どうやってどの道でお家に帰ったか記憶はなく、目が覚めたらナイっ!

ないないないよ〜、携帯がない叫び

 

まだ酔っ払っていたから、ことの重大さを完全に認識してなかったし、

人生で失くしものをしたことない私が失くす訳ないとまだ自負していて、

それよりパッキング終わってないことが気になっていた。

 

そこで、いつもよりだいぶ早い時間にメリーちゃんが来て、

「さっき6時半ごろにAnnaから連絡取れないから様子見てって

電話がきたので早目に来ました。」ということで少し目が覚める私。

ポチとポニョを心から愛して止まないメリーちゃんは、これから

乗り継ぎを入れてほぼ20時間はケージから出れない2匹との

最後のお散歩に出かけて行ったビーグルしっぽ

ここで、やっと本当に携帯を失くした事実を確信ガーン

 

酔っ払って記憶なくなることも滅多にないし、

人生で所持品を失くしたことないし、

無計画でなんとかなるさ!主義だけど、大事な日に失敗したことないし、

大事なドキュメントや情報はパソコンでバックアップしてるし、

いつもは!ねっ。

でも、今回に限ってバタバタしすぎて、

一番大事なワンコの書類もワクチン接種済みの記録も携帯の中!!今回に限ってパンチ!

 

この時点で、ほんっとにアメリカ行きを諦めたかった!

いや、ポチとポニョを連れて行くミッションがなかったら諦めてた、確実に!

まだ完全に酔っ払ってぐるぐるしてる脳みそでも、色々よぎった。。。

 

『最悪、私は残ってワンコだけとりあえずLAに行かせるか

コロナ禍、ワンコと飼い主は同じ便のみでの搭乗で単独では禁止だから無理』

 

『ワンコたちの書類やコンファメーション番号なくて、輸出手続きは可能か

数時間後には少しシラフになっているであろうタイミングで、パソコンにある

過去のメールのやり取りとかでなんとか一か八かでやりくりするしかない』

 

『私たちが来るのを楽しみにしてLAに前日入りして迎えに来てくれる彼

前日のFacetimeで着いたらお祝いで飲むシャンパンとお花、私が寒くない様に

薪をたくさん買い込んだのを嬉しそうに見せてくれたあの笑顔が逆に心痛かった』

 

『3つ準備したスーツケースのうち1つしかパッキング終わってない

頭が回らなすぎて、何を優先的に入れるか全く整理できず、目に入った物を

手当たり次第入れてみる。が、整理整頓されずに入っているのが気になって

酔っ払っててもこだわりOCD炸裂。諦めてメリーちゃんに託す』

 

『iPhoneのアプリFind Myで失くした携帯の位置確認

予想通り、Annaたちをタクシーに乗せた場所辺りにあるようだ。

ただ、メリーちゃんも私も出発前で家を出る余裕は1分もないから、

その近くに住んでて最後まで付き合ってくれた友達にその場所に行って

もらったが見当たらないとの報告』

 

『iPhoneに入っている「安心出行」がなくて、飛行場に入れるか

(QRコードでスキャンして出入りの記録をする香港では絶対必要なアプリ)

Annaに言われてiPadでダウンロードしたのが幸いだったが、

裏口っぽいとこから入ったからか、なぜかアプリのスキャンをしなくて済んだ』

 

『万が一飛べなかった場合に備えて、彼に失くしたことの連絡

絶対怒られる〜っと覚悟。

時差で返事が来たのは飛行場に向かう途中だったが、やはり冷静だった

(この冷静なトーンで話されるのが怖いんだけどねっ)』

 

お迎えの車が来て出発しなきゃいけないのにまだ酔いも覚めず、

これからの起きる一連のシミレーションも想像できないまま、

とりあえず3つのスーツケースとポチとポニョ、大きなケージと

メリーちゃんと車に乗り込んだ。

私に連絡が取れないため、メリーちゃんの携帯は鳴りっぱなし。

どうやら、どうしても私に渡したい物があるから待っててほしいと

連絡があったらしいが、この時点で私は諦めの体勢で無となった。

頭も身体も回らない私の秘書と化したメリーちゃんがいて心強い合格

 

いやいや、ここで無になっちゃいけないパンチ!

 

これから、姉をピックアップして、検疫所行ってワンコの手続きして、

私もチェックインしなきゃいけないのに、何の記録も書類も情報も手元に

ない感じで出発できるか。できなかったら。。。ど〜なる、私たち!?

 

つづく