録画してたの見た。
ほんと「なんだこれは!」です。
昔の大阪万博の頃に作ったヘンテコ映画かと思っていたら、2025年の作品でした。マジか!
2022年にNHKでやってたドラマの映画版のようで、ドラマ見たかったなぁ。アマプラ退会しちゃったから見られない。もっと早く知りたかったわ。
画像の荒い感じとかナレーションとかの演出が古臭いところが笑える。
なんだろう、落ち込んだ時にこれ見たら笑って元気出そうだわ。
麻之助シリーズ。
表紙見て「あれ? 子供産まれていたっけ?」と、すっかり前の話を忘れているワタクシ。男の子が産まれてましたね。
ふじのはな
丸三からお虎と入籍したいがお虎は拒否されたと相談された麻之助。お虎に訊いたら「結婚したら見知らぬ親戚が増えるから」と言う理由だとわかり、丸三は「自分高利貸しだから親戚が来たら喜んで金を貸す」とのことで無事に入籍。自称親戚が来ても「金は貸すが高利だよ」と撃退。しかし丸三とお虎を名乗る男女があちこちで少額の金を踏み倒すと言う事件が発生。麻之助が犯人を発見して話を聞くと、お虎の腹違いの弟妹だと判明。それならば、と弟に職を斡旋して妹を嫁に出して一件落着。
おとうと
地震で落ちた鬼瓦が町名主の西森に当たって負傷したので湯治することに。その間、西森が収める町名主の仕事をどうするかと言うことで、息子の金一が代理で仕事をすることになったが、まだまだひとりでは難しいだろう、と各町名主たちが三日ごとに面倒を見ることになりました。
しかしこの金一、自己評価が高いが仕事ができない。最初に担当した麻之助が大層苦労しておりました。頑張って金一のフォローをして行方不明の猫を探し出したり活躍していたのに、各人から怒られちゃいましたね。西森家は麻之助の妻・お和歌の父なので、金一は義弟なんですけども、この金一、めんどくさい男だわ。
ああうれしい
料理人の靖五郎から「ああ嬉しい」と思えることを探して欲しいと依頼を受けた麻之助。振売から始めた名物の芋煮が人気になって借金して店を出して人気店に。店を息子に任せるようになったが燃え尽き症候群になっちゃった様子。麻之助があれこれ提案するも全否定。麻之助の母が「夫が忙しすぎて心配だから、暇な靖五郎に町名主のしごとを手伝って貰えばいい」と提案。靖五郎は火事で避難している寺でのあれこれを手伝うことになった。上手くことが運んだと喜んでいたが、そのせいで父がますます忙しくなってしまうという何ともな展開になり、靖五郎は手伝いを辞めることに。
火事後のごたごは解消した後、麻之助は靖五郎に「店は完全に息子に渡して、新しい商売を始めたらどう?」と提案。靖五郎は根っからの仕事人間の様で、その提案に乗るのでした。
お父さん、息子が頼りなくて大変だ。
縁談色々
お美代様から養女に婿を迎えたいから見繕ってくれと頼まれた麻之助。どうしたら良いかと悩んでいるときに金一から、お真沙良の仕事を見つけるように頼まれた。
このお真沙、15歳で嫁いだが夫が事故死、16歳で嫁いだが夫が病死。父親が三人目の相手を見つけたが相手に断られる。次に45歳の男に嫁げと言われて田舎を飛び出して江戸の大叔母を頼って来たんですって。なんて凝ったですね。
結婚しないで一生の仕事をしたいと望むお真沙だが、なかなか仕事が見つからなくて悩む麻之助たち。そして田舎から父とお相手がやってきて結婚する前提で話を進めるもんで、お真沙ブチギレです。うんうん、ブチギレていいよ〜!
お美代から「娘を大奥に入れようとする輩がいるから早く婿を連れて来い」と言われ大慌ての麻之助だが、手代に町年寄りのところに連れて行かされる。するとそこには婿にピッタリなお医者様がいたではないですか。そしてお真沙には大奥へ行くことに。
なんだかんだで物事を解決する麻之助、ラッキーなのかアンラッキーなのかわからないですね。
むねのうち
台所で豪華な簪を見つけた一葉。来客があったので接客をした後台所へ戻ったが、簪がなくなっていた。そこへやってきたお雪に相談して、お和歌とお安とお虎を呼んで五人で相談することに。吉五郎たちは盗人の捜査で忙しいので自力でなんとかならないかと考えてのことだったけど、何も思い浮かばない。そこへやって来た麻之助。女子衆の話を聞いて犯人を推測。来客の従者ではないか? と来客に告げたところビンゴだったらしい。
そして盗人は丸三の知人の質屋に盗んだものを持ち込んで逮捕。医者の弟子に化けて盗みに入っていたんだってさ。盗人事件も解決して良かった良かった。
そしたら吉五郎が一様にもう一度求婚すると言う。あらあら、これはどうなることやら。
だいじなこと
なんと、吉五郎と一葉の結婚が決定。麻之助は小十郎宅で発熱して家に送り届けられた。小十郎に声をかけられた若医者が麻之助を診て薬を出したら、高橋家かかりつけの医者がやって来てバチバチに。そこへ高価な薬が届けられたが、箱を開けたらあるはずの薬がない。
二人の医者が外でその話をしたもんで、町人たちが高橋家にやってきて「風邪をひいている身内のためにスクリを分けてくれ」と言い出した。人の多いところでそんな話しちゃダメよねぇ? それに無くなったって話なんだから、分けてくれって言われてもねぇ? て感じよね。
薬は麻之助の息子・宗吾が箱をひっくり返しちゃって、のちに母が見つけました。麻之助は元々丈夫だから主治医の出した物凄く苦い薬で治るだろうから、と、一家揃って寝込んでる町人に見つけた薬を煎じて届けた麻之助の母。そして父は集まってきた町人たちに事情を説明して、一人分しかない高価な薬はもうないが、主治医の薬はあるからみんな飲んで行きなさい、と苦い薬を振る舞うのでした。
吉五郎と一葉が夫婦になるとは思わなかったけど、一葉も大人になったと言うことでしょうか。
麻之助は相変わらず飄々としてるけど、それが武器になることもあり、少しずつ町名主らしくなっていくのではないかしら?
図書館にあったので借りてみた。
映画のセットの写真集。
写真見てもセットとは思えぬ造り込み。これは実物が見たい。香港行けば今でも見られるかな? 続編作るならまた使うだろうし。
原作者、プロデューサー、監督、舞台監督などなど、映画に関わった人のインタビューがあり、なんと、日本語訳もついてました。親切。谷垣健治さんのインタビユーもありました。日本人が広東語でインタビユー受けて日本語に翻訳されてるってことですよね? なんか面白い。
翻訳のソフィ・ウエカワさんって、蘇菲的港日日常のソフィさん? この方のnoteが面白くてたまにチェックしてるのですが、この様なところでお名前を拝見するとは!でした。
どんな災厄かと思ったら、コロナ禍の話でした。
週刊春潮の編集長が「反コロナワクチン」で記事を書くと宣言。しかし編集部員は全員ワクチン接種済み。なんという矛盾。副編集長の志賀は友人である医師・伊達が働く病院に「反ワクチン」を訴える団体が乱入してきて迷惑をしていると聞かされた。志賀が「反マスク集会」を取材したところ、これらの活動をしているのは阿神儀会と言うカルト集団で、伊達の病院にやってきている連中も信者だと判明した。
雑誌編集部の志賀の関わった事件はこちら。事件から一年経過していて、奈々美は元気にしてるそうです。良かったね。
この阿神儀会が病院を襲いワクチンや備品を破壊。阿神儀会代表の阿川がワクチンを保管している倉庫に行くのを見た伊達が追いかけると、倉庫の中で遺体となった阿川を発見。
伊達はカルト集団に襲われて怪我をしていたのですが、それでも目の前に怪我人や病人がいたら例え阿神儀会でも助ける、と言う信条の持ち主。素晴らしい医者ですね。そんなもんで志賀の記事には怒り心頭でした。でも阿神儀会が起こした事件で世論も雑誌も方向転換したので、ふたりの友情も切れずに済みました。とは言えやはり売上のために反ワクチンを主張してそのせいで感染する人が増えるってやっぱりいかん。今回も阿川の捜査に来たのは宮藤と葛城でした。宮藤は過去の事件からマスコミが大嫌いなので、塩対応。葛城はお互いに情報提供をすると言う形で志賀に協力するのでした。円のおばあちゃんから教わったことが今でも彼の中での捜査の指標になってるようで嬉しいですね。
阿神儀会の人たちは阿川が殺されても新しい代表者を立てて絶賛活動中。しかし彼らは反ワクチン反マスクと謳っているので、もちろんノーマスク。けれど大きな声を出して集団で唾を飛ばしまくっている。てわけで当然信者たちは次々とコロナに感染していくわけです。この辺りの信者の掌返しには苦笑しかない。普通の主婦だったのに自宅待機中にネットのデマに踊らされて阿神儀会の代表者にさせられて結果、既往症があったためコロナに感染して死亡しちゃった女性の娘の言葉が重いね。ほんと、なんでデマを拡散してそれを増長させて楽しむのか理解不能です。戦時中に戦争を反対していた人たちを捕まえてリンチしていた人たちが、戦争が終わった途端に態度を180度変えて戦争反対と言っちゃうような、そんな印象ですわ。あと、阿神儀会を立ち上げた阿川の生い立ちから教祖になっていく過程が描かれてましたね、なんていうか、どうしてこうなっちゃうのかなぁ〜って感じ。
阿川は筋弛緩剤を射たれて死亡していたのですが、医療従事者じゃないと一発で的確に注射することはできない。第一発見者の伊達が怪しい、と宮藤たちは伊達の周りをウロチョロしてました。でもまぁ伊達ではないだろうな〜と思っていましたけど。犯人は看護師長でした。父親をコロナで亡くした彼女は、患者や医者に迷惑をかける阿神儀会を心底憎んでいたんですね。気持ち分かってしまって責められないわ。それもまた辛い。犯人は捕まったけど、週刊春潮はまともな記事を載せて欲しいわ。
そしてそして。コロナ禍の病院や医療従事者たちの様子が描かれていましてね。ほんと、あの時は誰も彼もがギリギリななか精一杯のことをしてくれていて、本当に頭があがらないな〜と改めて思いました。本当に、医療従事者の皆様にはありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。と伝えたい。