悪童

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2015年のTEAM NACS本公演！

ほんっとコレはチケット取れなくて参りました。東京なんて無理無理。ようやく取れた名古屋だって三階席の三列目。これでもモバキューだったんだけどなぁ。下荒井までは普通に東京公演は2回見にいけたのに(WARRIORは入院していたけど姉は東京公演見に行ってたし)絶対的に公演回数が少なくて会場のキャパが狭かったから、どうしようもなかったんだろうけど、どうして東京公演をもうちょっと広いところでやろうとは思わなかったのかしら？

とりあえず千秋楽のライブビューイングは見に行くことが出来ましたけどね。名古屋では細かいところまでは見られなかったので、映画観のスクリーンで大泉さんのアップを見て「あっ、ヒゲ生えてる」と初めて気づいたくらい。秋の20周年記念イベントもチケットとるの難しいのかな…。

潰れて廃墟になったレジャー施設・竜宮にチャックが立てこもり「中学時代の卓球部員全員を呼べ」と要求。卓球部員でもあった役所勤めのニシが手を尽くして、サラリーマンのコンちゃん、社長のマキ、画家のエロッチが集まった。

と言うところから物語が始まります。

どうしてチャックが卓球部員を集めたかというと「親に禁止されていたから中学時代に一度も竜宮に来たことがない。卒業したら一緒に行こうって言ってくれたのに誰とも行くことが出来なかった。しかも病気が見つかって死ぬかもしれない。その前にみんなで竜宮で遊んで思い出を作りたい」という理由。

どうしようもないね～。それでもみんなでエアーボウリングやエアー卓球など遊びながら昔話に花が咲きました。嫌いだった教師カモタの話から、もう１人の卓球部員トンペイの話に。すると、「トンペイはチャックにいじめられていて屋上から飛び降り自殺した」「トンペイをゴミクズと呼びだしたのはマキだ」「いつか東京でホームヘスになったトンペイを見た」「エロッチはトンペイからカツアゲしていた」等々みんなで誰がトンペイをいじめたのか糾弾し合うことになりました。あらあら…ですねぇ。

ところがエロッチが昔のことを思い出し「トンペイは覗きをしようとして誤って屋上から落ちた」と分かり、次々と真実が判明。更にトンペイが引っ越し前に竜宮内に残していたメッセージを発見。トンペイは「ゴミクズなんて最高のあだ名」と超ポジティブで誰も恨んでいなかったことが分かりました。トンペイ、ハート強すぎです。

更に、チャックの身の上話は実は全てニシのことだと判明。一度も竜宮で遊んだことのないニシのためにチャックが立てこもったんですって。友だち思いにしても、ちょっとやりすぎよね～チャック。病気が分かって落ち込んでいたニシだけど、トンペイの手紙を読んでみんなに励ましてもらって、病気に立ち向かう決心をしました。

あれ、コンちゃん出てこないな。

じゃあ、もう竜宮から出て帰ろう…としたところ、トンペイが中学卒業後渡米してブロードウェイで活躍、トニー賞を受賞したというニュースが飛び込んできました！ホームレス役の為に東京でホームレスになって演技を磨いたそうで、トンペイの英語名は「トンペイ・トラッシュ・ヒダリ」ですって！

いや～笑える良いお芝居でしたね～。

ラストに流れる曲が左とん平の歌だというのが一番の衝撃でした。カッコイイ曲ですよね～♪

20年以上も卓球台の裏に隠した「ゴーストバスターズβ版」が発見されなかったのは奇跡。営業中もろくにメンテしていなかったということですから、竜宮が潰れて当然ですね。