不倫で子どもを産んだ女性にとっての年末年始は、辛い | 不倫•未婚で子供を産んだシングルマザーの告白

不倫•未婚で子供を産んだシングルマザーの告白

不倫の末に、妊娠し、未婚で出産した30代女の告白。
誰にも言えなかったこと、相談したかったことを、自力で乗り越えてきたから、
いま、誰にも言えずに悩んでいる人の役にたてる情報を、告白とともに、届けたい。

また一年が巡り、世間は年末年始の長期休暇。

私はフリーで仕事しているので、休みがいつ、という明確な休暇はなく、

年末年始やお盆は、周りが休みで動きがとれないから

私も休んでおく、というくらいの感覚。

けれど、妻子ある彼にはそれが世間一般と同じようにあり、

彼の年末年始やお盆休暇がいつから始まるかさえ、

怖くて聞けなかったことを、懐かしく思い出す・・・。

完全に分かれて3年くらいたつので、今は思い出。



年末年始、私はまだ幼い息子と二人で過ごし、

そのこと自体はもちろん幸せなのに、苦い何かが胸をえぐるようでした。

この子はこんなにかわいいのに、なぜ放っておいて

別の子どもと妻と一緒に家族してるのか、

なぜ、なぜ、なぜ、、、、。

メールを待ってしまう。

電話を待ってしまう。

暗黙の了解で、私から発信することはない。

暗黙の了解以前に、返事を待つ間のその長い時間が精神的に耐えられない。

だから、自分からは連絡しない。

返事を待つ時間が物理的に長いか短いかは関係なく、

私には長すぎて耐えられないから。

前向きに!前向きに!私は息子と一緒にいて

これ以上望むことなんてないはず。

私は幸せ。

私は彼がここにいなくても幸せ。

でも寂しい。

寂しい。寂しい。寂しい。

いや、彼は、あっちで義務を果たしてるだけだと言ってたから

信じて待てばいい、体は向こうにあっても、

心はこっち。

寂しいなんて思う私がおかしい。

・・・気がおかしくなるくらいの葛藤。



そんなふうに、言い聞かせたり葛藤と闘ったりしながら

幼い息子と二人で時を過ごしたものでした。


妻子ある男性と不倫して子どもを作った女性は、加害者・・・?

「加害者意識はありますか?」と

先日、コメントで妻の立場の人から聞かれました。

奥さんに分かったときから、奥さんに対して

客観的には加害者になることは

間違いないと思います。

しかし、知られていない場合は、当の加害者が、

実は一番苦しいものです。

「加害者意識はありますか?」の答えは、奥さんに知られた瞬間から

変わらざるをえないものだと思います。