久しぶりにまじめに書いて(うって?)みる
最近ちょっとサボタージュ気味だったんのですがただでさえ観覧数が下がってきてやばいとおもってあわててブログ書き始めたkaoruです。(長っ!)
さて今日はハロウィンです!!kaoruはこれからパーティです!!
のむぞ~!!!
いや、嘘ですよ。まだ未成年なんだから飲むわけないじゃないですか~!!
ところで皆さん!(話し流す)前回のエンタ見ましたか?でそれがどうしたのかというと前回初登場だった小梅太夫!!kaoru的にすっごいツボでした!!!久しぶりに笑ったな~。
最初はぜんぜん面白いことなんて言ってないし見た目気持ち悪いから“またこーゆーキャラでたんだな~”ぐらいにしか思ってなかったんですけど最後に言うチクショーって叫ぶその叫びとあの顔!たまりません!
詳しくはこちら→ http://www.ntv.co.jp/enta/
話は変わるんですが今日体育の授業だったんですよ。
でラグビーやったんですが8人でスクラム作るときセカンドロウの人がファーストロウの両端の人の股から思いっきり手突っ込んで股間わしづかみにするんですよ!!
もう、恥ずかしいとか以前に痛そうでした。
ちなみにkaoruはナンバーエイト(一番後ろ)なので掴む事も掴まれる事も有りません。って言うか体育でそんなプレイはいや。←(何言ってんだ)
で、次の話なんですが(まだ話すのか)
最近ちょっとした失恋しました。失恋も何も完全に片思いで告白したわけでもなかったんですけど、その人に付き合ってる人がいることが分かって~って感じでちょっと切ない感じです。(;;
失恋で思い出しましたが今日はじめてNANA見ました~。学校の友達からは男が少女マンガ見るなよとか言われちゃいましたがいいんだもん!面白いんだから!
てことで思ったより面白かったです。でも三巻までしかないのがびみょ~。
続き読みたいけどお金ないしな~。
古本屋さんに惜し気なく通ってみようか?(誰に聞いてる)
で!
最後のテーマですが見える話
かなり季節はずれです。
でもなんかわかんないんだけど最近見えたり聞こえたりするんです~~~。(ToT)
この前もバイト先でドン!ってなんかが倒れるような音がして一緒に働いてた人に
「今なんかおっきい音したよね!?」
「え~、何も聞こえませんでしたよ~?」
ま、まじですか~~~!!!!
そのすぐあとにも子供が2人入ってきてレジ裏にあるカードがほしそうに見てたからレジに向かっていったんだけど誰もいない!不思議そうにしているとさっきの子に
「さっき誰に“いらっしゃいませ”っていったんですか?」
で、昨日も車の後部席に乗ろうとしたらなんか丸いものが転がっていったから“またボールでも置きっぱなしなのかな~”とか思って覗いたら何もない!
や~め~て~!!!!(ToT)号泣
そんな感じな今日この頃です。。
おはり
その2
そんな日々が2週間ぐらい経ったころ
今日も光は朝早くから少女の元へ行く準備をしていました。光は少女といる時間がとても楽しく感じていました。けれど、日に日に少女の病態が悪化していくことにも気づき始めていました。
「おはよう!お姉ちゃん!」
「おはよう光ちゃん」
相変わらず光は元気に挨拶を交わしました。
「ごめんね光ちゃん、今日はお医者様がいらっしゃるの。でもすぐに終わるからちょっとだけお医者様がいらしたら廊下で待っていてくれるかな?」
「ちょっとだけ?」
「うん、ちょっとだけよ」
「分かった!光お医者様が来たらちょっとだけ廊下で待ってる」
光はいつもどおり元気に返事をしました。
それから間もなくお医者様がいらして光は廊下で待っていました。少女の言ったとおり、本当にちょっとだけの間でした。それからお医者様は少女の診察を終えて少女の両親とともに玄関からすぐのリビングルームへと向かわれました。
「ねぇ、お姉ちゃん」
「何?」
光が問いて少女が聞き返します。
「どうしてお医者様は、お姉ちゃんのママやパパと一緒にほかのお部屋へ言ったの?どうしてもうお姉ちゃんとおはなし終わったのにすぐに帰らないの?」
「お医者様はパパとママにお薬の説明や病気の話など色々としてくださっているのよ」
光の素朴で単純な疑問に少女は簡単に答えました。
「ふ~ん」
「でもきっともうお医者様もうちに来る必要もなくなるわ、だってお医者様は私の病気はどんどん良くなっていってるとおっしゃっていたもの!」
「ほんと!?じゃぁもうすぐ一緒にお外で遊べるね!」
そうね!と少女は明るく答えました。
丁度光が帰るころ、お医者様はまだ少女の両親と話を続けていました。
光は少女がいつになったら一緒に外で遊べるようになるのか気になって仕方がなく、こっそりお医者様の話を隠れて聞いてみました。
「おそらくお嬢さんはもう1ヶ月ともたないでしょう」
「そんな!先生!カナは治らないんですか!!??」
医者はただ首を横に振るだけでした。
「お嬢さんは日に日に体力を失っていっています。このままではとても繰りしみながら息を引き取ることになるでしょう、お嬢さんのためを思えば安楽死のほうが幸せかもしれません。これは私が決めることではありません、あなたたちご両親が良く考えた結果この薬を使ってください。この薬を使えばお嬢さんはもう苦しむことはありません。すぐ楽になるでしょう。」
そういって医者は1袋の粉砂糖の様な小さな粒が入った小さな薬包紙を少女の両親の前に置きました。
「使い方は紅茶に混ぜるだけで結構です」
光は老婆との約束を思い出しました。
{あの薬を使えばお姉ちゃんはおばあちゃんが頼んだとおり楽にできるんだ}
次の日、光は今日も朝早くに起きて少女の元へと行く準備をしていましたいつもどおりの荷物と唯一つ、いつもは持たない紅茶の葉を持って。
「おはよう!お姉ちゃん!」
「おはよう光ちゃん」
少年と少女はいつもと何一つ変わらない元気な挨拶を交わします。
「僕今日はお姉ちゃんにいいもの持ってきたんだ!」
「いいもの?」
じゃーん!と元気良く光は紅茶の葉が入った小さな缶を取り出しました。
「これね、僕が作った紅茶の葉っぱなんだよ!リンゴの実をまぜてあるからとってもいいにおいがするんだ!」
ほら、と光は少女の鼻が缶にすっぽり入ってしまうほどに紅茶の葉が入った間を少女の鼻に近づけます。
「本当!とてもいい香りね!」
少女は正直に答えました。
「じゃぁ僕、早速紅茶を入れてくるね!」
「うん、とても楽しみだわ!」
光は台所へ行く途中リビングルームへよりました。そこには昨日医者が置いた形のままの粉砂糖の様な小さな粒が入った小さな薬包紙がおいてありました。
光はそれをもち台所へ向かい特製の紅茶を作りました。
「お待たせ~!」
とてもステキな匂いとともに少年が部屋へ入ってきました。
「うわぁ~、とてもいい香りね!」
少女は正直に感想を述べます。
「あとねこのお薬昨日お医者様が置いていったの。紅茶に入れて飲むだけで、すぐに楽になれるんだって!」
光は昨日聞いたままを述べます。
「へ~、ママったらなんで昨日渡してくれなかったんだろう?もしかして私のこと驚かせようとしてくれてたのかな?」
「きっとそうだよ!」
光は早速粉砂糖の様な小さな粒が入った小さな薬包紙から薬を紅茶へと滑らせティースプーンでこれでもかというぐらいかき混ぜます。
「はいとうぞ」「ありがとう」
少女はお礼を言って覚ましながら少しづつとてもいい香りのするおいしい紅茶を飲んでいきました。
少し遊んだぐらいのころ
「なんか眠くなってきちゃった」
少女が言いました
「うん、じゃぁ僕今日はもう家に帰るね。」
「うんごめんね。」
光は完全に眠った彼女にかけ布団をかけて幸せそうに眠っている少女を後に部屋を出ました。
「お姉ちゃん幸せそうだったな~、僕もおばあちゃんとの約束守れたしとってもうれしいや!明日はお姉ちゃんと外で遊べるかな?」
そんなことを考えながら光は家路に着きました。
次の日の朝、光はいつもどおり朝早く起きて少女のうちへ行く準備を整えました。
光は少女の家にたくさんの人だかりを見ました。何故か少女の両親は泣いています。光は何が起きているのか分かりませんでした。。。。
これは私たちが住んでる世界とは少し違う所に住んでいる光という子のお話です。
光はまだ幼い男の子です。
でもとても明るく周りの人まで明るくさせる不思議な雰囲気を持った子でした。
光はその気質からみんなに好かれていました。
光は今日も楽しそうに遊んでいます。とても楽しそうに。
終わり。
その1
おはようございますkaoruです。
昨日はさすがに疲労がたたったのかダウンしてました。
てことて恒例のお詫び小説です。
でわ、どうぞ。
光の話
これは私たちが住んでる世界とは少し違う所に住んでいる光という子のお話です。
光はまだ幼い男の子です。
でもとても明るく周りの人まで明るくさせる不思議な雰囲気を持った子でした。
光はその気質からみんなに好かれていました。
光はいつも楽しそうに遊んでいます。
ある日、光の下にある老夫婦が相談を持ってやってきました。
老夫婦の話はこうでした。
「あなたが光ちゃん?」
「うん、そうだよ」
老婆が問いて光が答えました。
「じつはね、お願いがあるの」
「おねがい?な~に?光おばあちゃんのお願い聞いてあげる!」
「ありがとう、実はね。私の孫が病気にかかってしまってとてもつらそうなの。どうかあの子に光ちゃんの元気を分けて、少しでも楽にしてやってくれないかい?」
「うん!分かった!じゃぁ僕おばあちゃんのお孫さんのところに行って来るね!」
「ありがとう光ちゃん」
老婆とその無口なだんなは光に精いっぱいのお礼を告げ、早速飛び出していった光の家の戸締りをきちんとしてから光の家を後にしました。
光は老夫婦の孫の家へとやってきました。
光は軽く“コンコン”とノックをすると小さく「どうぞ」と聞こえたので両手いっぱいにある、途中お花畑で摘んできた何種類かの花を持って中へ入りました。
部屋のベッドには光よりいくつか年上の女の子が横になっていました。
「初めましてお孫さん。僕は光。お孫さんの名前は?」
「初めまして光ちゃん、私はカナ」
光がいって少女が答えました。
「えっとね、これカナお姉ちゃんにあげようと思ってお花畑でつんできたの!とってもいい香りがするんだよ」
そういって光は少女の顔が埋もれんばかりにたくさんの花を少女の顔に近づけました。
「本当だ、とってもいい香りね」
少女は正直に答えました。
「光ちゃんさっき“初めまして”っていったけど本当は渡し光ちゃんのこと何回も見たことあるのよ。」
「本当!?お姉ちゃんはどんな場所でも見えるの!?」
光は思ったままを質問しました。
少女は軽く笑って「ちがうよ、そんなことはできないよ。私、病気のせいで外に出してもらえないからいつもこの窓から外を眺めているの。そしていつもとても楽しそうに走り回ってる光ちゃんをこの窓から見ているのよ」
光は最初、ちょっとがっかりしたような顔をしましたがすぐに明るい顔をして
「じゃぁ初めましてじゃないね!今日わだ!!」
少女は軽く笑って「そうね、今日は光ちゃん」
「今日わ!お姉ちゃん!」
それから光と少女はしばらく色々な話をしたりちょっとしたゲームをしたりして楽しい時間を過ごしました。
続きの続き
こんばんは~kaoruです!
バナー作ってもらっちゃいました♪大切に使わせていただきます。
何でも「想い思い」で文字色を虹色にしてくれたんだとかですてきな仕上がりになってます!
では、バナーです。
さて今日も仕事上がりで正直、死にそうです!
でも今はブログをかくのだ~~~~!!
で宣告していた短編の最初のタイトル“オーストラリアとは”
え~
面積:744万1220k㎡
人口:1926万人
首都:キャンベラ
言語:英語(オーストラリア訛り)
住民:イギリス系77%のほかイタリア、ギリシャ、ドイツ系が大半。
宗教:キリスト,カトリックプロテスタントなど
備考:とにかく中国人が多い!しかも街中で叫ぶわ麻薬持ち込むわ電車を埋め尽くすわでかなり迷惑!!
気質:とても気長でおおらか(ただのルーズな人たちです。電車が30分遅れるのは当たり前。最長では2時間ホームで待たされて(しかも深夜)なきそうなぐらい怖かったです。)
あと、友人の家に招かれても10分ほど遅れていくのが礼儀で時間通りに行くと怒られる(;;)
で次は(こんなもんでいいのか?)
おかしなホストマザー
kaoruのホストマザーはとにかく変わった人でした。どう変わっているのかというと
オーストラリア人(以下OZ)っぽくない!!
そして彼女はこよなく庭いじりと描画を愛す。
しかもその庭なんですが彼女いわく日本庭園、日本人のkaoruから見れば
ジャングル?アマゾン?樹海?
てな感じでした。
で、とにかくオーストラリアは遊ぶところがなくて(特にキャンベラ&メルボルン)暇だったのでそんな庭の片隅の一角を借りてkaoruは北海道人らしく芋を育ててました。
そんな意味不明な彼女ですがれっきとしたクリスチャンでした。kaoruが無宗教だと知るとそんなことではいけないと朝から晩まで聖書を聞かされる始末でした。。。
さぁどんどんいきましょ~(寝てしまわないうちに)
次の話題は
襲われかけた話(駅のホームver)。。。。。
あ゛ぁ~、自分で出しといておきながら何ですがこれは書かなければいけないんでしょうか。。。
えっと、、ちょっと汚い話になりますがその日ちょっとお腹が痛くて駅のホームにあるトイレに入ったんですよ。
そこのトイレはあんまりいい話しは聞かなかったんですけど、背に腹は変えられずそこに入ったんですが案の定あまりいい感じのトイレではなかったです。人気ないし(トイレだから別におかしくはないのか?)個室の壁には地味~にちっちゃい穴あいてるし。。。でもとにかくそのときはそんなの気にしてる場合じゃなかったんです。
で、トイレから出たらそこにいつの間に入ってきたのか分かんないんですけど、一人の男性が、、、
そしていきなり彼から告白
いきなりそんなこと言われたkaoruはもうただ一言「は?」
何でもさっきからその横穴から見ていたとか
で個室に押し戻される。→キスされそうになる。→必死に回避→半分なきそう(;;→あいて止まらない→叫びを上げる→さすがに相手退散。
って感じでした(――;
さらに続けて
襲われた話2(電車の中ver)
これはもう襲われたというか痴漢です。。。
これった行為には及ばなくてすんでくれましたが
もう触られ放題でした。
しかも電車は珍しいことに運よく(何にもよくないけど)満員状態!
早く次の駅で降りたかったけれどさらに入ってくる人に流されて出られない。
その後何とか4つ先の駅でやっぱり半泣き状態で走って逃げ切りました。。。。
いきなりですけど、いまものすごく
テンション低いです。。。Orz
もう寝ていいですか?
いや、あと一つで最後だがんばろう。。。
でもって最後のタイトルです。
帰るきっかけ
ズバリ!お金が足りなくなったから!
本当はしっかり3年間居たかったんですけどね。
お金足りないし。日本の高校も受け入れてくれるってんで帰ってきました。
てことで以上です。。。
P.S
読者になってくれたかたがた本当にありがとうございます~~!
コメントとかも全然なくてちょっと落ち込んでいたところ最近観客も増えてうれしい限りです。
皆さんの応援を支えにこれからもがんばっていきます!!
おまけ3
2649年 11月8日(木)
すっかりこの研究室に俺たちは住み込んでしまっている。何の抵抗感もなくなりかけていた。
「なぁ可奈、おれマッチどこにやったっけ?可奈?」
入り口のほうで聞こえてくる音を可奈だと思い入り口へ向かったがそこにはありえないことがおきていた。
「!」
なんと人が人を食っていたのだ。おそらくこの現状と食物の危機にさらされた者の精神が耐えられなくなったのだろう。
「肉だ、食いもんがいるぞ!」
見つかった!そいつは俺に襲い掛かってきた。不意のことに俺は何の抵抗もできなかった。もうだめだと思ったとき。
「食らえ!」
「準!」
準があいつの頭を思いっきりもっていた棒で殴りつけたのだ。
「大丈夫か、閏徒!」
「あぁ、お前のおかげでな。こいつしんだのか?」
「多分、でもこれでい一つ分かったな。」
「なにが?」
「俺がお前のヒーローだってことと、こういうやつが出てき始めたってことだよ。」
俺は何も言えなかった。
「とりあえず可奈ちゃんには黙っとこうな。」
「はっ、可奈!!!」
先ほどから姿の見えない可奈への心配が余計に募った。
「何よさっきから、うるさいわね。」
彼女は無事に倉庫にいた。
「何やってんだ?」
「ん?なんかほかにも食べ物ないかなーと思って。」
「何かあった?」
「な~んにも!やっぱり外に探しに行かなきゃだめかな?」
「そうだな、でもお前はここにいろよ?俺と準で行くから。」
「なんでよ?」
「いいから、お前寒いの嫌いだろ?」
「そうだけど・・・・。」
おれは彼女をできるだけ危険から遠ざけたかった。その後、俺と準は食べられるものを探しに出た。
「どっこにもないなー食べられるもの」
「やっぱりみんな食べ物ないんだろうな」
「おい、やばい隠れろ」
「は?何でだよ?」
「いいから!」
そう行って準は無理やり俺を小路に連れ込んだ。
「ったく何なんだよ」
「しー!静かに!」
そういって準が静かに指を指した方向には未だ値札がついた斧を持った人物がいた。斧にはかすかに赤い色がついている。
「!!、何だよあれ!?」
「今朝出たやつみたいなのだろ?」
おれはただ息を殺していた。
「・・・いったみたいだな。」
「おい!やばいじゃんかよあんなの早く研究所に戻ろう!あんなのがうろついてると分かったら可奈を一人にできない!」
「そうだな、とりあえずいったん戻ろう。」
そういって俺たちは急いで研究所へと戻った。
「は、離して!!閏!助けて!」
さっきのヤツだった。どうやら外に出た可奈が見つかったらしい。
「ちくしょう!可奈を放せ!」
俺は何も持たずに無防備のまま飛び掛った」
男は俺に気づかなかったらしくそのまま俺の下敷きになった。
「準!早く斧を遠くへ!」
「あ、あぁ。」
準は俺の行動に対してあまり状況が把握できていない様子だった。男は下にあった氷に頭を強く打ったらしく気絶してしまった。
「とりあえずこいつをうちへ運ぼうぜ」
準がとんでもないことを言う。
「なに行ってんだよ!こいつこのままほっとけばここで勝手に凍死してくれるだろ?」
「だからだよ!」
俺はよくわからないまま男を研究所の内側へと連れ込んだ。
「とりあえずほかに凶器になりそうなものはもってなかったぞ」
「じゃぁ、後は目を覚ますのを待つだけだな」
「お前なんかやけにサバイバーだな」
「あの、ちょっと二人とも聞いていい?」
可奈はあの男がなぜ自分を襲ってきたのかについての疑問を問いかけてきた。俺と準はしばらく顔を見合わせたが準から可奈に説明を切り出した。
「・・・・・・・・・・」
可奈はもう訳が分からないといった感じだった。
「う、うぅ」
「起きた!」
準は何も臆することなく男に食事を差し出した。そして男は食事を終え、自我を何とか保てるまでにいたれたようで今まであったことを話し始めた。男の話によると男の名は暁、同らや悟のような状況になっているのは数人だけではないらしく町にいるほぼの人間がそうなっているらしいこと、またそういった人物を「放浪者」と人は読んでいることがわかった。その後も暁の口からは生々しい話が次々と吐き出された。
「もう、もういや!!」
可奈はとうとうこのありえない現状に耐え切れなくなってしまいどこかへ走り去ってしまった。
「おい!まてよ!可奈!」
「ふふふふふ、ははははははははは」
突然準が笑い出した。
「やった、ついにあいつを壊せた!」
俺は準が何を言っているのか訳が分からなかった。
「な、何を言ってるんだ、準。」
「俺があの女の心を壊してやったんだよ!まぁ、止めを刺してくれたのはこいつだけどな」
「何を言ってるんだ準!しっかりしろ!」
準はふらふらと立ち上がると暁の持っていた斧を持ち出して暁をきりつけた」
「ぐはっ」
「さとる!!!」
だけど人の心配なんてしている間ではなかった、準は俺に向かって斧を振ってきたのだった。
「やめろ!準!しっかりしろ!」
準には聞こえていないようでそのまま俺に向かって斧を振りかざしてきた。
「お前は、お前は俺のヒーローじゃなかったのかよ!!」
準はそのまま硬直して座り込んでしまった。
「俺、親が死んだのは可奈ちゃんの親が親父たちを呼んだからだってバカみたいな幻想に駆られて。。。」
準は泣き崩れてしまった。そうしてもっていた斧を俺に突き出してきた。
「殺してくれ、このままじゃ俺外にいるやつらと変わんねーよ。」
「ばか!できるわけないだろ!」
「いいから!」
準の声が研究所を響き渡った。
「くっ」
俺は泣く泣く準に斧を振りかざした。
「ありがとう。早く可奈ちゃんとこ行ってやれよな。」
準はそのまま息を引き取っていった。暁ももう行きはなかった。俺は彼らを研究所へ残し斧を持ったまま外へ出た。
「可奈、かなー!」
「閏!こないで!!」
そんな可奈の忠告など気にするはずもなく一目散に彼女の元へと向かった。
「可奈!」
可奈は再び放浪者に襲われていた。
「来ちゃだめ!!」
俺は持っている斧で放浪者に襲い掛かった。そしてそのままやつらを殺してしまった。
「可奈大丈夫か?」
そう聞くと同時に可奈は俺の持ってた斧を奪い取り、それを振り上げた。
「か、、なにを、」
やられる、そう思った。ところがそれはまったく違った。彼女は自分の首に斧を当てていた。
「私ね、何回もあなたが寝ている時襲いそうになった。このままあなたを殺して私だけ逃げようとさえ思った。でもそんなことできる分けなかった、それに、あなたに会えてうれしかった。何回もくじけそうになったけど、あなたがいたからやってこられた、あなたが居たから私今、ここにいられる。ありがとう。」
彼女は最後に微笑み、そのまま自分の首を斧へと深く刺した。
そして、当たりには血の色をした雪が降り積もっていった。
「うわーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
俺は泣くことしかできなかった。そしていつの間にか眠りについていた、永久の眠りに。
今がいつなのかわしらない。その後この星がどうなったのかも知らない。もう俺はこの星に、この世界に存在しないのだから。もうどうでもいいさ。全部終わったんだ。仕事に行かないで寝てられるな。もうあのバカな課長にも会わなくて良い。
すべて凍ってしまえばいい。何もかも。いっそこの身さえも。
でもおまえだけは・・・・・。
終わり
C copy right 15/3/2005
あとがき
このようなくだらない作品を最後まで読んでくださり大変感謝の意であふれております。
今回、私が書いた作品でテーマとしたもの、それは「一番怖いもの」よく子供なんかは“お化けが怖い”とか“ライオンってかっこいいけど怖い”とか言いますよね?でも私が思うに一番恐ろしいもの、それは「人間」だと思います。ライオンやシャチなどはよく残酷なイメージの中で取り上げられうことがありますが彼らは「生存」という二文字を掲げての行為を行っているまでです。ところが「人間」はどうでしょう?平気で「人間」という同士であるにもかかわらず殺すための道具を簡単に作り、またそれを使って鳥を撃って楽しむ。もちろんこれは大人だけではありません。子供だってできるんです、それも何の悪意もなく。皆さんは子供のころ「虫」という小さな命をいとも簡単に奪ったことはありませんか?私はあります。むしろ現在も。こどもですらいたずらで命を奪うことができるんです。そんなこと言ったら道を歩けないじゃないか。という人もいるかもしれません。でも私は今「不意」にではなく「故意」についての話をしています。彼らはまだいの徒というものがどれだけ尊い物なのか完璧には理解できていません。ですからありだって蜘蛛だって自分に関係なければ殺せてしまうんです。ですがそんなことは私たちも同じことです。人というものは何のためにいるのでしょう?動物の成長過程で?突然変異?私は人間というものは互いを愛しこの世界を、すべての動物たとを守れる唯一の生物だと考えます。私には哲学的な知識はありませんが、もしこのあとがきを読んでくださっている方々が改めて命とは、基、自分とは何なのかということを考え、お子様に、次に世代に伝えていけることができることを願います。
おまけ2
「う、眩しい。可奈、大丈夫か?」
「うん、大丈夫、閏は?」
「俺は大丈夫だ、でもはっきり前が、、」
俺たちはまだ先ほどの光のせいで目がはっきりと見えていなかった。まるで閃光弾のようだ。しかし次の瞬間、俺たちは
目の前の現状を疑った。
「何、、、これ、、?」
「おい、何なんだよこれ!!?」
目の前には、そう、氷河期、氷河期に戻ったかのような世界があったあたりのものはすべて凍りついている。
こんなところに一分でも居れようか?
「閏、とにかくヒーター!!」
「あ、あぁ、、、。だめだつかない」
どうやらバッテリーまでも凍っているようだった。
「そんな!じゃぁどうすればいいの!?」
「おちつけ!おちつくんだ!とりあえず会社に入ろう!」
「うん、」
彼女は小さくうなずいて震えた体で抱きついてきた。その後、開かないドアをけり開けて急いで会社の中へと逃げ込んだ。
「と、とりあえず助かったな。」
「「とりあえず」ね。ボイラー室に行って見ましょうか、「とりあえず」」
彼女はどうやら、少し平静を取り戻したようだった。
「鍵、かかってる」
「壊しちゃおうか?」
「そうね、緊急事態だもんね!」
俺達はドアをけり壊したが案の定ボイラーは動かなかった。
「まぁ、そりゃそうよね。」
「そりゃそうだな」
「「とりあえず」こうなったら何か燃やすしかないわね。」
「じゃぁ「とりあえず」おふぃすにいこう。」
すっかりわけのわからない合言葉ができた。
「さすがにこれだけあれば朝までしのげるよな。」
「ねぇ、警備の人はどうなったのかしら」
「そういえば今日、一回も見てないな、ま、いたら来るだろう。」
こうして俺達は給湯室でくっつきながら何枚もの毛布をかぶってうすい眠りについた。
2649年 10月25日(木)
「ねぇ、おきてよ、ねぇ!」
「うぅん・・・、今日はしごと休む・・・。」
「何小学生みたいなこと言ってんのよ!仕事どころじゃないでしょ!」
「ほへ?あ、そうだった!大丈夫か?」
「それはこっちのせりふよ!もう!まったくいびきかいて寝れるなんてうらやましいわ!」
「可奈、ずっとおきてたのか?」
「当たり前じゃない!火が消えたらどうするのよ!それに定期的にドアを開けなきゃ一酸化炭素中毒になるでしょ!?」
俺は自分がどこまでも情けなく思えた。
「ところ、で誰か来た?」
「ううん、誰も来てない」
「警備の人は本当にどうなったんだろう?とりあえず、いつまでもここには、居れない!外に出る用意をするんだ!」
こうして俺たちはありったけの毛布を使って不恰好な防寒具を作った。
「とりあえず、横の研究所、次に、登山関係の店に行ってみよう」
「何で?そんなお店にいくの?」
「こんな防寒具じゃいつまで耐えられるか分からないだろ?」
「あぁそっか!」
「まったくしっかりしてるんだか何なんだか」
俺たちは普通に明るく笑っていた。いや、無理に作っていたのかもしれない。
「ねぇ、何でこんなふうになっちゃったのかな?やっぱり神様が怒って天罰が落ちたのかな?」
可奈の笑いが終わったと思ったら彼女はいきなり泣き崩れ始めた。
「大丈夫だよ可奈!そんなことするなら神様は俺たちなんか作らなかったよ。だから負けるな!」
俺はただ彼女を励ますことしかできなかった。その後俺たちはイエティいのような格好で外へ出た。
「いたっ」
「おいおい、今時でっぱりにつまず・・・・・・・・」
「どうし。。。きゃーーーーーー」
彼女が躓いた出っ張りは氷なんかじゃなかった、いや、氷といえば氷なのかもしれないがそれは人が氷付けになったもの、警備員が氷付けになったものであった。おそらく爆破に驚いて出てきて、そのまま凍ってしまったのであろう。
「みるな!早く研究所へ!」
俺は気が動転している可奈を無理やり研究所の中へと連れ込んだ。ところがそこもまたありえない状況が広がっていた。全滅状態である。
「みんな、、、死んでるの?」
「おい、しっかりしろ!可奈!可奈!」
彼女はそのまま気を失ってしまった。
「どうしよう、こんな火の気のないところで眠ったら死んでしまう!」
「誰かいるのかー?」
入り口のほうから聞いたことのある声が聞こえてくる。
「準!準か!?」
「ああ、良かった、生きてた。俺、昨日お前に仕事押し付けてそのまま帰ったからもしかしてお前まだ会社にいて、そんでもってお前もう死んでるんじゃないのかと思って。。。」
そのまま準はぺたりと座り込んでしまった。
「何お前らしくないこと言ってんだよ!しっかりしろよ!それより、何だその大きな袋」
俺は準の持ってきていた大きな袋を差した。
「あぁ、これはもし未だお前たちがここにいるとしたらこれ必要だろうと思ってさ。」
そういって彼は何枚もの防寒具を取り出した。
「そんなわけのわかんない格好よりましだろ?それにしても変な格好だな~、お前絶対美術2だったろ?」
なんとなく明るさを取り戻した準を無視して俺は一生懸命可奈を揺さぶり起こした。
「うぅ、、ん、 あれ?準ちゃん!?良かった!生きてたんだ!!」
可奈は少し元気を取り戻している。
「もちろん!この準ちゃんは簡単には、くたばりません!!」
「ばかか」
「うっさいな~」
さっきまでの現状と違い生存者と出会えたことで少し俺たちは元気になれていた。
「それと可奈ちゃん、着替えてからでいいからちょっと聞いてくれるかな。」
「うん、けど、どうしたのかしこまっちゃって?」
可奈は別の場所で着替えた後たくさんの発火剤を抱えて戻ってきた。
「ねぇ、これ使おうよ。」
「さすが可奈ちゃん!気が利くね!!こいつみたいに新聞紙しか探せないやつとわけが違う!」
「マッチの一本も探せないやつがよく言うよ」
俺たちはよくわからない実験器具を寄せ集めて火を作った。
「で、話って何?」
「あのね、あまりこんなときに言いたくないんだけど。。。」
そういって準は話し始めた。話の内容はこんな感じだった。準の親は可奈の親は旧友らしく食事の約束があるということで出て行った準の親がいきなり帰ってきたので何事かと聞いてみると可奈の親は家の前で殺されていたらしい。警察の話によると政略犯罪だとか。そして案の定可奈は泣き崩れてしまった。
「可奈、、一度寝たほうがいい、昨日から寝てないんだし、火の番は俺たちがするから、な?」
「うん。ごめんね」
そういって可奈は俺に寄りかかったまま眠りに入った。・・・・・・・・
「それ、いつの話?」
「昨日の夕方。」
この悲劇の続き方にはあまりに可奈にはつらすぎた。本当に神罰でも食らっているのであろうかとさえおもえた。
その日は一日中研究所で過ごした。冷蔵庫から食べれるものを探し出しなんとか飢えをしのげた。
2649年 10月26日(金)
「大丈夫か、可奈」
「うん大丈夫、ごめんね心配かけて」
口では大丈夫といっているが見かけは本当に「窶れ」という言葉がそのまま当てはまる。
「ところでこれからどうするんだ?」
「とりあえずここにいるのが安全なんじゃないか?適当に歩き回って凍っても仕方がないし」
「そうだね、ここにはいろんなものもあるしとりあえずは困らないかもね。でも準君、君は家に帰らなくて良いの?ご両親も心配されているんじゃ?」
「俺の家族も、もういない。丁度事情聴取が終わって家に帰る途中に、、、というかあの日、外にいたものはもう生きてはいないだろう。」
みんな黙り込んでしまった。
「なぁ、トランプでもやらない?」
そう切り出したのは準だった。彼の性格上重い空気には耐えられないのであろう。
「そうだな、気分転換に良いかもな、でもお前もってんの?」
「ばっかだなーお前。お前が作るんだよ」
「は?」
「そうだね、閏こういうの作るのと食いそうだもんね!」
「トランプ作るのがうまそうってどんな言い分だよ。」
などと愚痴をこぼしている間にも準が紙とはさみを持ってきて作らされる羽目になった。そうして俺たちは研究上でしばらく過ごした。食料もここにあるものと準がもってきてくれたものをあわせてかなりあった。おそらく後一ヶ月弱はもつだろう。そうして日は過ぎていった。
おまけ
ちょっとあまりにも今日のブログが適当だったのでお詫びの意で留学中に若干day after tomorrow を派食ったような小説を載せます。暇があったら読んでください。(長いので何回かに分けます)
すべて凍ってしまえばいい。何もかも。いっそこの身さえも。
でもおまえだけは・・・・・。
Freeze World
ピピピピピピ・・・・・・・
どうもこの音は好きになれない、誰がこんな不快音を生み出したのだろう。
どうせならもっと心地よく起きられる音を考えてくれればよかったのに。でもロック好きの科学者だったら大変だな・・・・・・・。
朝起きたばかりだと思考能力というものがまったくといっていいほどない、まぁ、それは俺だけにとどまらないだろうけど、いつもわけのわからないことばかり思う。
2649年 10月24日(水)
どっかの科学者はもっと前に地球は滅びるようなことを言ってたけど今、普通にまた不快な朝を迎えている。
科学者なんて頭がおかしい人しかなれない特別な職業だ。
普通に考えてありえないことを信じ実現しようとするが大半の人が信じるようなものを信じずに何の根拠もなく否定する。わけが分からない。
・・・・・・。
どうやらまだ半分寝ているようだ。自分でも何を言っているのかわけが分からない。
文までめちゃくちゃだ。早くシャワーを浴びて仕事に行かなきゃ・・・・。
「おはようございます」
「おはよう」
受付嬢は毎朝何時に来るんだろう?やっぱりいちばんはやいのかな?学校で言う教頭みたいなもんかな?
うちの会社(といっても俺の会社じゃないが)は貿易業をやっている。そして隣には怪しい研究所。
何の研究かは知らないけど毎日変な音を立てている。中にはいかにも研究家!といわんばかりの見かけの奴等ばっかりいる。
そしてこのビルの53階、俺のオフィス。そこには俺の席と来月結婚予定のフィアンセの席だけ・・・
といいたいがもちろんそんなに都合は良くなく、要らない奴等ばっかりいる。まぁ、当たり前だが。
次の瞬間、デスクを見て今までのくだらない考えは一気に吹っ飛んで行った。よく積み上げられたな、といわんばかりに書類が山積みになっている。きっと「唖然」という言葉はこういうときに使うのであろう。
「おう、やっと来たか」
朝から騒々しいヤツ、が話しかけてくる。
「ごめんごめん、だって三日も仕事休めばこれくらいたまるだろ?いいじゃん手伝ってくれたって、幼馴染じゃん!」
榊原 準斗、俺の幼馴染、(できれば違うといいたい)とことん勝手に話を進めるやつ。
「お前はバカか?いや前からバカだって知ってたけど、ついに横の研究所に仲間入りでもしたのか?」
「まぁまぁ、そうおっしゃらずに!でも、もしやつらに仲間入りしたらもっとお前をからかえるかもな♪」
「いっそペルーの研究員にでもなって二度と現れないでくれ。」
「またそんな心にもないことを~、俺がいてのお前じゃん♪」
朝から疲労で倒れそうだ、そもそも手伝うとも手伝わないとも言っていないのにあの発言、やっぱりこいつは分からん
「てことで俺行くとこあるから!じゃ~ね~!」
「ちょ、ちょっと待て!」
あぁ、やられた、また逃げられた、前もこんなことがあって逃げられた。しかも確かそのときは半分だけとか言いながら休んだ分の仕事全部押し付けられたような。。。
「また準ちゃんに仕事押し付けられたの?」
愕然と椅子に溶け込んでいる俺に優しい声が聞こえてくる
「あの子にも困ったわね、たしかに今日は商談があるんだけど。ま、こっちの仕事が終わったら手伝ってあげるからコーヒーでも飲んで目を覚ましなさい?」
「あぁ、助かるよ」
この人はさっき言った俺のフィアンセの 南條 可奈 こんな子会社で働いてるけど実はすごいお金持ち、何でもお嬢様待遇が嫌とかでいわゆる一般庶民の生活の中にやってきた。今はだいぶやわらかくなったけど昔は結構きつい人だった。
「もう帰ってきてたんだ。」
「そうよ?一回着替えにいったのに気がつかなかったの?」
「ぜんぜん!って、しってるだろ?そんなことより帰って早々仕事に入って疲れないのか?」
「確かにちょっと大変かもだけどこれ以上有給使えないわ、それと、はいこれ、お土産」
そういって彼女から手渡されたお土産は良くわかんないキーホールダーだった。というか土産は家に置いてこようと思わなかったのだろうか?さらに彼女の実家は2つ先の町にある、別に遠くもないのにお土産なんて・・・・。
「あ、ありがとう...」
「でもやっぱりこっちのほうが落ち着くわね、家はやっぱり苦しくて。」
そんなこと言ってはいるが若干笑みを浮かべている。
彼女は一昨日、いきなり一回うちに帰りたいと言い出した。もちろん俺は正気で入られなかった。
だって結婚を一ヵ月後に控えておいてさらに俺には家にいろという。これをあせらないやつなどどこにいるであろうか。
とりあえず今は何も聞かないが。
「何ぼーっとしてるの?」
「え?いやなんでも」
「早くしないとその仕事どんどん増えるわよ?」
「へ?」
「祗園君、これもお願いね、あと、前から一つ言おう言おうと思ってたんだけど、、、変な苗字だね、あははははははは」
課長の 林 いつか一発殴ってやろうと思っている。
「あいつ、、、絶対やめるとき殴ったる」
「いまは殴るより仕事よ閏」
そう、今まで言い忘れていたが榊原 準斗と俺、閏徒は字こそ違うが同じ名前、ジュント、すごい不満だ。
その後、俺達は何とか会社で最後の社員になりながらもあのバカの仕事と自分の仕事を可奈に手伝ってもらってやり遂げて二人で食事でもとろうかということになり車に乗り込んだ。
「警備の人に挨拶でもしたほうが良かったかな」
「いんじゃない?別に。」
「あ、今日はあの研究所まだ電気がついてるね。」
「あぁ、本当だ、いつもなら4時くらいになったらいつもみんな帰ってるのにな。」
「なんかすごい実験とかやってるのかな?」
なんだか可奈は目が輝いている。
「やめてくれ、科学者は嫌いなんだってば」
「もう、何でそんなに嫌いなの?閏のお父さん立派な科学者じゃない!お母さんだって助手だったんでしょ?」
「だからだよ」
「?」
可奈には言っていないが、俺の母は俺の父親、祗園 永彦 のせいで死んだ。あいつのことは絶対に忘れない。
母を爆発に巻き込んでおきながら、何一つ顔色を変えず怪我が直ったあと研究に戻りまたその実験の失敗、爆発で死んだ。いいざまだと思った。
「・・ゅ・・、じゅ・・、閏!」
「ん?」
「{ん?}じゃないわよさっきからぼけーっとして、ただでさえぼけーとしてるんだからそれ以上ぼけっとしてるとただのバカに見えるよ?」
「まったく、お嬢様は口が悪い」
「うるさいわね!それよりおなかがグーグー鳴ってるー!」
「はいはい、今行きますよ、お嬢様。」
「また言った!」
横からぽかぽかとたたいてくる可奈をよそに車にキーをいれエンジンをかけようとしたそのとき。
ドカーン!
突然研究所が爆破したと思ったその次の瞬間、あたりが、隣にいる可奈が見えないほどの眩しい純白の光に包まれた。
続きの話
続き
「うぅ~、税関か~簡単だったって話は聞かないしな~、荷物も開けられるって言うし。。。」
で、係りのおばさんに入国カードを見せ指定されたほうに向かう
幸い食物は持っていなかったため簡単な審査のほうに移されたのまではよかったんだけど・・・。
あまりに列が長い!
「何でこんなに人が・・・。むしろ食べ物持ってたほうが早かったんじゃ・・・。」
とかおもってたらいきなりペースアップ。今までの混みようはいったい。。。
そしていよいよ順番が!!
「ハーイ!」
「ハ、ハーイ。。。」
相手はまるでタラちゃんかと思わせるぐらいの勢いで元気よく挨拶を交わしてくる。
「何日滞在するの?どこに?何の目的で?」
(もちろん英語でしかも速い)
このおっさん頭おかしいんとちゃうん?ちゃうん ちゃうん ちゃうん。。。 余韻
素でそうおもった。とにかくおもった!マジでおもったんだ~ 逆ver
でどうやって切り抜けたかというと滞在日数と場所と目的を紙に書いて渡しました。(爆)
で、ようやくターミナル出口まで行ったんだけど
誰もいない!
迎えはどこ!?いきなりヒッチハイクですか!?
本当はガーディアンという未成年の子には必ず付けなければならない代理保護者が来ている筈なのですが来ていない。
でとりあえず電話してみることにしたんですが
現地の硬貨持ってない!しかも電話番号メモった紙日本に忘れてきた。。。
で、一人さびしく空港の隅っこで2時間待機
いろんな人に話しかけられるはなんだで結構怖い思いをしました(;;
で、二時間たってやっとやってきたガーディアンのコメントによれば
「普通税関で結構時間とられて出てくるの遅くなるんだよね~」
とかなんとかでも2時間はないでしょ2時間は!!
そんなこったでオーストラリア上陸編終了。
で、書いてておもったんですけど最初から書いてるとあまりに長くなって書いてるほうが飽きてくるので次回からちょっとテーマごとに分けて書いていきます。
そのテーマというのは
・ オーストラリアとは
・ 襲われかけた話(駅のホームver)
・ 襲われかけた話(電車の中でver)
・ 変えるきっかけ
・ おかしなホストマザー
で進めます。
が、しかし!これだけで終わるのはまだ早いのでお世話になりましたガーディアンの宣伝だけして終わります。
ISCS(International Student Counseling Service)
http://www.rypging.com.au/iscs/
ツアーもやってるのでオーストラリアに興味がある方はどうぞお気軽にご相談ください。
某函館人からの紹介といえば多少安くなるかも?
てか今日は本とすいませんでしたかなりめちゃくちゃなブログになってます。
疲れがたまってるんです~。(言い訳)
明日はがんばるので見捨てないでください~。m(_ _)m
留学の話
おはようございます、今日は、こんばんは、ごきげんよう。(朝昼晩+貴族対応)kaoruです。
なんと三日坊主にならず4日目までやってこれました!これも一途に皆さんのおかげです!!
で、今日は昨日予告したとおり、ちょっと前の自分の話しをしたいとおもいます。
実はkaoruオーストラリアに1年間留学してました。
どういう経歴で行ったのかというとあれは中学校三年生後半、ちょうどどこに進学するかという話のときでした。
kaoruはどうしても自尊心や自意識が人より強いところがあって周りが「kaoruの選んだ高校よりこっちの高校に行ったほうが懸命だ」という意見を押し切って自分より少しランクが高い高校を選抜。
さらに「私立なんてさらさら行く気ない!!」とかほざいてせっかく奇跡的に(かなり奇跡でした)受かった某有名校を辞退。
そして合否掲示の日。。。
kaoruは見事に落第
先ほども書いたとおりkaoruは人一倍変わった人間だったためにとことん落ち込みました。
しかも自分の中では絶対合格間違えなし!
と何の根拠もない大変大きな自信を持ち合わせていたがためにその落ち込みようも自分で言うのもなんですがかなりなものでした。
とことん落ち込みました。
というのもさっき「何の根拠もない」と書きましたが地味にそれっぽいものはあったんです。
それとは、今までkaoruは試験という試験に落ちたことがありませんでした。
つまりちょっと、いや、かなり天狗になっていたんだとおもいます。
そんなこったな落ち込みようでkaoru実は4日で2kgやせました。(やったね)
でも立ち直りも早い(簡単に物事を忘れる)kaoruは結構早くに社会復帰しました。
最初に何をしたのかというと、とりあえず働きました。
しかも都合よく家の実家はセブンイレブン!!
朝から晩までほぼ無休で働きました。
そんなこんなで2ヶ月経過。。。
事の発端はYA○○DA電気に掃除機を買いに行ったとき、親がふざけいていったこの一言でした。
「なんなら留学してみる?」
「は?リューガク?どこの国のお坊ちゃまの言葉ですかそれは?」
別にシチュエーションはまったく関係ないのですが、何をおもったか分かりませんがそう聞かれました。
というのももともと、もう少ししたらkaoruは翌年の受験に向けて予備校に通うつもりでした。
そんな言葉にもともと何も考えていないkaoruは
「行く!」
即決でした。
それからはもう、日はすごいスピードで流れていきました。
でも地味に現地サポーターが頼りなくビザの手続きは入国してから!
ひぇ~そんなんで大丈夫かよ~とか思いつつ出発当日。
迷いました!それも成田で!
成田。。。広すぎです(;;
そして何とか機内へ(かなり話が飛んでます)
とりあえず一安心だとおもったらおお間違えでした。
アナウンスは全部英語。
スチュワーデスさんも外人。
Oh my got!!
まさにそんな心境でした。
多少英語の勉強はしていたkaoruですが、さすがに日本発なんだから日本語のアナウンスがかかるとおもっていました。。。
そんな中唯一分かったことといえば
必死で理解しました(汗
でも後はぜんぜん分からず、機内放送も何がなんだか。。。そして機内食の時間。
スチュワーデスさんが向かってきます。。
「ж:⑱¶И?」
kaoruには到底理解しきれないスピードで何かを話しかけてくる。
「えぇと、えぇと」
困り果てるkaoru
「?」
あきれ果てるスチュワーデスさん
そんな時
「魚か牛肉かどっちか聞いてるのよ」
聞きなれた言語が、もしや、自分で頭の中で訳して自分でささやいてる!?
そんなわけありません。しかも女言葉でしたから。
横の席のおばさんです。救世主でした!
って言うか今頃口開くの!?席についてから3時間ぐらいたってますけど?
なんかもう助言してくれた嬉しさよりなぜ今頃口を開くのかということが疑問でした。
でその後も色々とおばさんにお世話になって何とか
オーストラリア上陸!
で、いよいようわさに聞く素人には絶対すんなり通ることができない税関へ・・・・。
長くなってきたので続きはまた明日~。
「今年最初に食べたおでんの具」は・・・。
なにを隠そう実はkaoruの実家はセブンイレブンなのです!
故に元旦早々おでんでした。
でもって、肝心の具材ですが、たしか「イカさつま揚げ」でした。
実はセブンのおでんの具って地域によって結構違うんですよ。
たとえばジャガイモ丸ごと一個入っていたり。たこの足が1ポンドドンと刺さっていたり同じ具なのに値段やカロリーが違ったりでメニューを見てると結構面白いです。
あ!あとだしも違います!味の濃薄もちがいます。地味にこって作ってるんですよ。
でも確実に変わらないのはおいしさです(お、宣伝してるぞ)
しかも今冬はいろいろな割引をする予定です!まだ食べてないという人はセール中にでも食べてみてはどうですか?