こんにちは😃
お元気ですか?
かおるクリニック院長のKaoru です。
今日はシミの治療の経過について。
シミといっても実は色々種類がありますが、今日は少し盛り上がりを感じるシミについてお話しします。
まず、盛り上がったシミとは?
触ると少し厚みを感じます。ざらざらした感じという患者さんもいます。厚みが大きくなると、イボ、といってご相談の方もいらっしゃいます。
色は茶色が一番多いですが、肌色のものから、黒っぽいものもあります。
病名としては脂漏性角化症または老人性疣贅と言います。
角化症は角質が厚くなった状態を示します。メラニンを伴った角化細胞が増えた状態です。
このタイプは美白剤は効きません。例えば医療用のハイドロキノンであっても、ほとんど効果はありません。
治療は炭酸ガスレーザーで厚みのあるシミを削るしかありません。
この患者さんは頬に二ヶ所の盛り上がったシミがあります。
左に見える灰色のものはレーザー用の目を保護するプレートです。
炭酸ガスレーザーで浅く、表面だけ削ります。
ほんの少し、皮が剥けたようになっています。
このあと小さな絆創膏を貼ってお帰りいただきました。
テープを貼っていればその日から洗顔や化粧も可能です。
テープは約1週間、大きいものは2週間貼っていただきます。
同様のシミのレーザーをした患者さんは終わった後に、こんなに綺麗にとれるなら早くやれば良かったとおっしゃいます。やはり、決心するまで時間がかかりますよね!
経過を見て、治療のイメージを得ていただけたら幸いです。そして、治療のお写真を掲載許可していただいた患者さんに感謝いたします。
良い一日でありますように❣️