昨年の暮れに採取したイチジク(ドーフィン)の穂木を挿し木しました。
挿し木は二種類の方法をトライ。
一つは、切り取った枝を水揚げをした後、培養土または水苔に挿し木をして、窓辺で冬越し。成長が遅く、水の管理が大変だったのでこの方法は二度とすることはないと思います。
もう一つはビニール袋に包み、冷蔵庫で強制休眠させ、春先になってから培養土に挿し木。
休眠中に枯れてしまうのかと思ったけれど、ちゃんと葉が出てきて感動(不思議)。
いずれの方法でも葉は出てくるのだけれど、根の出るのが遅く、多くが枯れてしまった。 根をどうやって早く出すのかが課題。
今回の成功率は2割くらい。
最終的には7本を鉢上げしました。
一昨年 挿し木をした時は、時期が異なり、新梢を鹿沼土細粒に挿しました。
成功率は結構高かったと記憶しています。
ドーフィンは寒さに比較的弱い品種といわれていて、畑の一角に作った果樹園に地植えしていたドーフィンには、寒さ除けに不織布を幹に巻いておいたのだけれど、この方法では効果が少なく、8本中6本の木が冬の寒さで枯れてしまいました。何本かは新たにひこばえが出てきたので、これからどうしようかと思案中です。
果樹園には、比較的耐寒性のある「日本種」と「バナーネ、ロングドゥート」の苗木を買って植え付けました。
来年以降はこの2品種を使って苗木を作っていくつもりです。