あ、まただ
些細なことでも、以前ならあまり気にならなかったようなことが、いつの間にか心の重荷になり、気分が沈んでしまうことが増えていませんか。
仕事や家事、人間関係など、日常の出来事の中で、どうにも元気が出なくて、前を向いて動き続けるのが辛く感じられる日々が続いているかもしれません。
そして、そんな気持ちの落ち込みを感じつつも、なかなかその理由が掴めないでいるあなた。一体なぜこんなにしんどい気分が続くのだろうと、心の中で問いかけているのではないでしょうか。
実は、あなたがその落ち込みの正体に気づけずにいるのは、決して非常識なことではありません。
アラフィフ女性なら誰もが経験するこの時期の変化が、気持ちをくすぶらせているのかもしれません。
この記事ではどうしていくことで、今のしんどさを軽やかにしていけるのかについてのヒントをお伝えします。
更年期の外見変化が心を揺らす
更年期を迎えると、女性の体は大きな変化に見舞われます。
加齢によるしわやたるみ、体型のくずれなど、外見の変化は避けられません。
これまで当たり前だった若々しさや魅力的な容姿を失っていく過程は、アラフィフ女性にとって心理的なショックになりがちです。
なぜなら、現代社会では「女性の価値は外見」と結びつけられがちだからです。
若さと美しさが女性の魅力の大きな要素とされ、外見維持に多大な労力を費やしてきた女性は多いはずです。
その見た目が変わっていく、望まぬ方向に変化していくことを素直に受け止められないことはナチュラルな抵抗です。
自尊心を深く揺さぶる外見の変化
しかし、更年期を迎えるといくら手入れをしても、かつての若さを維持することは難しくなります。
そんな中で「私は魅力がなくなった」「価値のない存在になった」と自尊心が大きく揺らぐ女性は少なくありません。
特に、これまでアイデンティティの一部を外見的な魅力に置いていた女性にとっては、その部分を失うことで自尊心が深く傷つくことになります。
加えて、若さと活力の喪失を、衰えの始まりとネガティブにとらえてしまうと、加齢による変化を受け入れられずにいます。
内なる価値を見つめ直す大切さ
このように、長年の外見へのこだわりが高じると、自尊心が揺らぎやすくなる時期でもあります。
外見にとらわれすぎると、内面の価値を見つめ直すチャンスを逸してしまい、心の拠り所を見失いがちです。
しかし、アラフィフ女性には、今こそ内なる価値を見つめ直す好機が訪れているともいえます。
外見の変化に一喜一憂するだけでなく、「自分の内側に存在する良さ」に意識を向けることが大切です。
地の質を高めて自尊心を支える
インド哲学に「五大元素」という概念があり、その中の「地」は安定感や安心感を生み出す要素とされています。
自尊心を守るためには、この「地の質」を高めていくことが有効でしょう。地の質を高めるには、股関節を柔らかく動かすことから始められます。
股関節は体の土台となる部分です。股関節を動かすことで、足から安定感や落ち着きが体に広がっていきます。
歩く時、ヨガ、ストレッチ、ご自身が日々取り入れられる動きの中で股関節を動かす意識を高めてみてください。
年齢変化は不利じゃ無い
まとめると、アラフィフ時期は単にホルモンバランスの変化や環境の変化だけでなく、内面の感覚も大きく変わる時期です。
そのため、いつも以上に気持ちが落ちやすく、立ち直るのに時間がかかる傾向にあります。
しかし、外見以外の自分の内側に目を向け、土台となる安定感を育むことで、揺らぐ自尊心を支える力が生まれます。
見た目の変化に一喜一憂するのではなく、「有る自分」に意識を向けていくことが、アラフィフ女性に求められていると言えるでしょう。
年齢を重ねたからこそ見える世界、気付ける出来事、わかる感覚、大切にしたい想いなど、若い頃には共感できなかったことや事実に目を向け、有るに溢れる日々を過ごせる工夫をしていってくださいね。
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