音譜は、左の真ん中にあるCDの9曲目「The last song」

~和訳(意訳)です ひとつの解釈として曲の雰囲気を感じて下さい~



Watching the stars till they're gone
 
-出演者が全員いなくなるのを見届ける
Like an actor all alone
 
-独り舞台の俳優の様に
Who never knew the story he was in
 
-彼が物語の中にいたのかなど 誰一人知る由も無く
Who never knew the story ends
 -物語の終わりなど 誰一人知る由もない
Like the sky reflecting my heart
 -心を映し出す空の様に
All the colors become visible
 -全てが色付き明らかになっていく
When the morning begins
-時がきたら<夜が朝を迎えたら>

I'll read last time
 -最後の時<最終回>を知らせよう

終わらない雨 抱きしめた 夜が朝を迎える

  心はまだ濡れたまま…

In endless rain I've been walking
-止むことのない雨<闇>の中を歩き続けている
Like a poet feeling pain
 
-傷ついた詩人の様に
Trying to find the answers
 -答えを見つけ出そうとしてみたし
Trying to hide the tears
 -涙<悲しみ>を隠してもみた
But it was just a circle
 -けれど まるで円(輪)のごとく
That never ends
 -決して終わらない
When the rain stops, I'll turn the page
 -雨があがった時にページをめくってみるけれど
The page of the first chapter
 -…ページは最初の章

傷つくだけ 傷ついて 解ったはずの答えを

  どうしてまだ 問いかけてる… 

Am I wrong to be hurt
 -傷つくのは間違ってた?
Am I wrong to feel pain
 -苦しむのは間違いだった?
Am I wrong to be in the rain
 -雨の中に佇むのは間違いだった?
Am I wrong to wish the night won't end
 -夜の終りを望まないのは間違いだった?
Am I wrong to cry
 -泣き叫ぶのは間違いだった?
But I know, It's not wrong to sing the last song
 
-でも解ってる、この曲(The last song)を歌うのが

間違ってないということは…

Cause forever fades
 -このままでは永遠に終りを迎えられないから…

気がつけば また独り 夜の空を見つめてる

   少しづつ消えて行く Our Memories
傷つくだけ 傷ついて 解ったはずの答えを

   どうしてまだ 問いかけてる

I see red
 -<私は>怒り

I see blue
 -<私は>哀しみ

But the silver lining gradually takes over
 -けれど 暗闇<絶望>の中

   僅かな光<希望>がだんだん広がっていく
When the morning begins
 -その時がきたら<朝が夜を迎えたら>
I'll be in the next chanpter

 -私は次の章にいるだろう…

終わらない雨 抱きしめた 夜が朝を向かえる

   心はまだ濡れたまま
傷つくだけ 傷ついて 解ったはずの答えを

   どうしてまだ 問いかけてる



1997年12月31日、LAST LIVEの最後、

演奏を終えたメンバーを一人づつPIANOの音色で送り、

最後の最後に一礼してYOSHIKIもステージを後にしました。
4年後にようやく発売されたDVDに

この曲は収録されていませんでした…。

=10年の時が流れて…=
  ~ 終りは新たな始まり…創造のための破壊 ~

2008年3月28日
復活ライヴは、待って待って待って、この曲から始まりました。
暗転した後PIANOの前奏が流れ始めて約10分、

張りつめた空気の中…
♪終らない雨~♪とTOSHIの声が聞こえた瞬間のドームは

会場内の空気が一瞬止まった後、一気に感涙の声が溢れました。
スポットライトを浴びたTOSHIのシルエットは神々しく、
暗闇に広がりゆく、Silver linging(希望の光)の様でした。


夜が朝を迎えて闇の中で過ごしてきた時間…

朝が夜を迎えてこれから始りゆく明るい時間…
 
今この時は永遠に流れる時間の、ほんの一瞬にしか過ぎず

途切れることなく時は繋がっている。
暗闇の中で朝を迎え、新たな章のページが捲られた演出は

本当に素晴らしかったです。