富士五湖の一つ、西湖のほとりにて
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こんにちは香りの種です



山梨県笛吹市の「すずらんの里」に行ってきました。


昨年からのリピート。


白樺林の元に、かわいい日本すずらんが群生してます


私が愛する美しい白樺の木に、新緑がレースのカーテンのように頭上に広がります。

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西洋すずらんより繊細で小さな日本すずらんは、自分の葉に隠れるようにひっそり咲いています。

真緑で縦にストライプ模様の葉に、かわいいランプのような真白い花が可憐すぎる

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胸がキュンとする姿をしています。



森の中の新緑の香りに、瑞々しく爽やかで、軽くオゾン臭のような独特な香りを放つすずらんの香りが溶け込み、辺り一面 とてもいい香りが漂っていました。



山の中で木々が多く、湿った空気だった影響か、花の香りだけではなく、様々な匂いが後を引いていました。



面白かったのは、団体のおじ様軍団が通った後の小道には、長〜くおじ様臭が漂っているんです。


風もない日、湿気(水分)が匂いの情報を正確に長時間伝達するんですよね。


もしそれが霧の日だったら、恐らくその匂いはもっと強く、もっと長〜く居座ったでしょうね。



すずらんのように小さな花でも、その空中の水分のおかげで、そこはかとなくいい香りが漂う…素敵な空間になっていました


その辺りを散策しながら深呼吸すると、なんだか細胞まで癒されてキラキラしてくる感じがするのでした

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鈴蘭にそっと意識を合わせると、天からふりそそぐ一筋の強い光と、ランプシェードの映像。

それは、見過ごしてしまう程の小さな花でも、天から降りた光にかけるランプシェードの灯火のように、自然界の小さき輝きなのでしょうね



それでは素敵な午後をお過ごし下さ〜い