救出
昨日はヤバイぐらい風が強かった。
車を運転中、T字路を右折すると、
道路のド真ん中に女性が倒れていた。
強風で自転車が横転して、その場から動けなくなっていたのだ。
見ると、片手にバキーカーを抱えているではないか。
いかん、これは助けなければ!!と思ったその瞬間、
俺は一瞬目を疑った、
恐らく、その女性の娘(4歳くらい)が道路の標識に掴まっていて、そこから離れられないような状況だった。
助けて!助けて!
と、泣き叫ぶ女の子
ファザードを焚き、その場に車を停めると、
女の子が助けを求め俺の車の助手席側のドアノブを死に物狂いで掴みに来た。
俺は、この娘を車に避難させようと思いドアを開けようとする、
がしかし、余りに風が強い為、このままドアを開けたら車のドアどころか、俺までもが吹っ飛ばされそうな勢いだったので、
車内救出作戦は諦めて、タイミングを見て外に出る事にした。
1、2、3
心の中でカウントをとり、いざ突風吹きやれる道路へ。
想像を絶するものだった。
思うように体が前に進まない。
被っていた帽子は、一瞬にして吹っ飛んで行ってしまった。
今は、そんな事どうでも良い。
まず、女の子の元へ向かいガッチリと抱きかかえる。
女の子は恐怖の余りにブルブルと震えていた。
そのまま近くの建物にダッシュ!!
お母さんも助けて来るから、ここで待っているようにと伝え、
再び外へ。
お母さんの身体もガッチリと支え、女の子が待っている建物へ。
自転車とバキーカーも無事に安全な場所に移動する事が出来た。
二人共、たいしたケガはしていなかったみたいだった。
ここでホッと一安心。
ありがとうございました。と泣きながらお礼を言われた。
カッコつけている訳じゃないが、当たり前の事をしたまでだと思っている。
一件落着、さあ帰ろうと思ったその時、
後ろから中年の男性が近づいて来た、
「お疲れ~」
だって…。
しかも、ハイタッチまで求めてきた。
なんやねん、こいつ…。
ずっと見てたなら、一緒に助けろや~!!!
とにかく、改めて自然の猛威を思いしらされた出来事でした。
車を運転中、T字路を右折すると、
道路のド真ん中に女性が倒れていた。
強風で自転車が横転して、その場から動けなくなっていたのだ。
見ると、片手にバキーカーを抱えているではないか。
いかん、これは助けなければ!!と思ったその瞬間、
俺は一瞬目を疑った、
恐らく、その女性の娘(4歳くらい)が道路の標識に掴まっていて、そこから離れられないような状況だった。
助けて!助けて!
と、泣き叫ぶ女の子
ファザードを焚き、その場に車を停めると、
女の子が助けを求め俺の車の助手席側のドアノブを死に物狂いで掴みに来た。
俺は、この娘を車に避難させようと思いドアを開けようとする、
がしかし、余りに風が強い為、このままドアを開けたら車のドアどころか、俺までもが吹っ飛ばされそうな勢いだったので、
車内救出作戦は諦めて、タイミングを見て外に出る事にした。
1、2、3
心の中でカウントをとり、いざ突風吹きやれる道路へ。
想像を絶するものだった。
思うように体が前に進まない。
被っていた帽子は、一瞬にして吹っ飛んで行ってしまった。
今は、そんな事どうでも良い。
まず、女の子の元へ向かいガッチリと抱きかかえる。
女の子は恐怖の余りにブルブルと震えていた。
そのまま近くの建物にダッシュ!!
お母さんも助けて来るから、ここで待っているようにと伝え、
再び外へ。
お母さんの身体もガッチリと支え、女の子が待っている建物へ。
自転車とバキーカーも無事に安全な場所に移動する事が出来た。
二人共、たいしたケガはしていなかったみたいだった。
ここでホッと一安心。
ありがとうございました。と泣きながらお礼を言われた。
カッコつけている訳じゃないが、当たり前の事をしたまでだと思っている。
一件落着、さあ帰ろうと思ったその時、
後ろから中年の男性が近づいて来た、
「お疲れ~」
だって…。
しかも、ハイタッチまで求めてきた。
なんやねん、こいつ…。
ずっと見てたなら、一緒に助けろや~!!!
とにかく、改めて自然の猛威を思いしらされた出来事でした。