
5月3日,木曜日
以前に書かれた事柄は皆わたしたちの教えのために書かれた。(ロマ 15:4)
聖書には,個人間の不和や争いに関する記述が幾つも収められています。例えば創世記には,カインがアベルを殺したこと(創 4:3‐8),レメクが自分を殴打した若者を殺したこと(創 4:23),アブラハム(アブラム)の牧夫たちとロトの牧夫たちが言い争ったこと(創 13:5‐7),ハガルがサラ(サライ)を侮り,サラがアブラハムに腹を立てたこと(創 16:3‐6),イシュマエルがすべての人に敵対し,すべての人の手が彼に敵対すること(創 16:12)などが記されています。聖書にこのような記録が収められているのはなぜですか。一つには,不完全な人間が平和を保つことの大切さを学ぶためです。また,平和を保つ方法も学べます。実在の人々が現実の問題にどのように取り組んだかを考えるなら,多くの益が得られます。その人たちがどんな努力を払ったかを学び,それを自分の生活に当てはめることができます。同じような問題に直面した時,何をすべきか,また何をすべきでないかが分かります。塔研16.05 1:1,2
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