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1月24日,水曜日

知恵は,慎みある者たちと共にある。(箴 11:2)

古代イスラエルのサウル王は支配を始めた時,慎み深く,人々から敬われていました。(サム一 9:1,2,21; 10:20‐24)しかし,王になるとすぐ,せん越な行動を取るようになります。神の預言者サムエルが予定の時にギルガルに到着しなかったため,もどかしく感じました。フィリスティア人は戦いの用意をしており,イスラエル人はサウルのもとを離れようとしていました。サウルは,「今すぐに何とかしなければ」と思ったことでしょう。それで,自分に権限がないにもかかわらず,神への犠牲をささげました。神はそれを喜ばれませんでした。(サム一 13:5‐9)そこへサムエルが到着し,サウルを叱責しました。しかしサウルは矯正を受け入れず,言い訳をし,責任を転嫁し,自分の行動を正当化しようとしました。(サム一 13:10‐14)サウルはその後もせん越に行動したため,結局王権を失い,もっと残念なことにエホバの是認も失ってしまいました。(サム一 15:22,23)王として良いスタートを切りましたが,悲惨な最期を遂げました。(サム一 31:1‐6)塔研17.01 3:1,2

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