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11月18日 他人の争いに口を出さない

自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。

 いらない口は、出さないようにしていますか。他人が口げんかをしたりしていると、つい口をはさんで、誰かをかばってしまったり、争いをやめさせようと必死になったりすることはありませんか。

 葛藤を黙ってじっと見守るのは、なかなか難しいものです。これは、現実を歪めて見て見ぬふりをするのとは違います。何もしないで本人たちにまかせ、葛藤を解決させるのが大切なときがあります。子どものきょうだいげんかなども、ときには本人に解決できる力をつけ、その成功から出る誇りを味わう機会となります。自分が口をはさんでしまえば、そういう学習の機会を奪うことになってしまいます。

 安全や健康をおびやかすような場合や、人権の侵害につながるような場合以外は、そっと見守るという力をつけましょう。とくに小さいとき、両親の間に口げんかや暴力がたえなかった家庭で育った人は、いさかいを見ると、不安感に襲われて「何とかしなくちゃ」という気にせきたてられがちです。

 本当に自分の出番かどうか、よく見きわめましょう。いらない口出しはやめましょう。

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