11月8日,火曜日
ユダヤ人のほかにはだれにもみ言葉を話さなかった。―使徒 11:19。
大半のユダヤ人は良いたよりを受け入れなかったため,災いを被ることになりました。イエスは弟子たちにこう警告していました。「エルサレムが野営を張った軍隊に囲まれるのを見たなら,その時,その荒廃が近づいたことを知りなさい。その時,ユダヤにいる者は山に逃げはじめなさい。都の中にいる者はそこを出なさい。田舎にいる者は都の中に入ってはなりません」。(ルカ 21:20,21)この言葉はそのとおりになりました。ユダヤ人が反乱を起こしたため,西暦66年,ケスティウス・ガルス率いるローマ軍がエルサレムを攻囲します。ところが軍は突如撤退し,イエスの追随者たちはその機を用いてエルサレムとユダを離れることができました。歴史家エウセビオスによると,多くの人がヨルダン川を越えてペレアのペラに逃れたようです。西暦70年,ローマ軍がティツス将軍の指揮のもと戻って来て,エルサレムを滅ぼしました。しかし,忠実なクリスチャンは生き残りました。イエスの警告に留意したからです。塔14 5/15 3:14,15
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