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今日の若者のための助け

隔たりを埋める

先の記事でも述べたように,聖書は,神が世の悪を取り除くために介入する前に世界が「対処しにくい危機の時代」に直面することを予告していました。証拠からすると,わたしたちはまさにその時期,つまり不敬虔な事物の体制の「終わりの日」に生活しています。大人と同じく子どもも,「自分を愛する者,……自然の情愛を持たない者,……自制心のない者」を特徴とする世界の中で生活してゆかなければなりません。―テモテ第二 3:1‐5。*

思春期の息子や娘との接点がなくなっていると感じる親は,隔たりを埋める手段を講じることができます。一度に一つのことを話し合うのです。多くの親が子どもの生活に良い感化を与え,頼れる存在となるよう精力的に努力しているのは,本当に褒めるべきことです。

この点でも聖書は非常に役立ちます。多くの親がその役割を果たし,若者が悲惨な落とし穴を避ける助けとなってきました。(申命記 6:6‐9。詩編 119:9)聖書は創造者であるエホバ神からのものなので,それが今日の若者にとって最善の助けとなることを確信できます。*

[脚注]

この文献によれば,時おり寂しく感じる場合と異なり,寂しさがずっと続く十代の若者は,ほとんどの時間,しかもかなりの期間にわたって孤独に感じます。「友だちがいないのは前からのことで,どうしようもなく,それは自分の欠点のせいで」,状況は「変えられず,変わることもないと考える」のです。

エホバの証人の発行した「永遠の命に導く知識」という本の第11章をご覧ください。

エホバの証人は,「若い人が尋ねる質問 ― 実際に役立つ答え」という,聖書に基づく本が大きな助けとなることに気づいています。39ある章のそれぞれで,考えさせる質問が扱われています。幾つかの章の題を挙げると,「どうすれば本当の友達ができるだろうか」,「どうすれば仲間の圧力に対処できるだろうか」,「どうしたら寂しくなくなるのだろう」,「わたしにはデートをする用意ができているだろうか」,「なぜ麻薬をきっぱりと拒否すべきだろうか」,「婚前交渉をどう見るべきだろうか」などがあります。
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