イメージ 1

寂しさを克服することは可能です

エホバに依り頼む

詩編作者は,「あなたの重荷をエホバご自身にゆだねよ。そうすれば,神が自らあなたを支えてくださる。神は義なる者がよろめかされることを決してお許しにならない」と歌いました。(詩編 55:22)ヘブライ語本文中の「重荷」という語は,字義的には「分」を意味しており,境遇のゆえに感じるかもしれない不安や心配のことを指しています。エホバはほかのだれよりもそうした重荷のことをよくご存じであり,それに対処する力を与えることがおできになります。エホバ神に依り頼むことによって,アンジェラは孤独感に対処する助けを得てきました。自分の全時間宣教を振り返ってこう述べています。「開拓奉仕を始めたとき,パートナーと私は最寄りの会衆から遠く離れた所に住んでいました。それでエホバにまったく依り頼むことを学び,そのようにしたおかげで,これまでずっと助けられてきました。思いが消極的になるときは,エホバにお話しします。するとエホバは助けてくださいます。詩編 23編はいつも大きな慰めを与えてくれるので,しばしば読んでいます」。

使徒パウロが担わなければならなかった重荷にも注目できます。パウロは少なくとも三度,『肉体のとげが自分から離れるよう主に懇願しました』。奇跡的に助けられることはありませんでしたが,パウロは神の過分のご親切によって支えられるという約束を与えられました。(コリント第二 12:7‐9)また,満足する秘訣も学びました。のちにこう書いています。「一切の事において,あらゆる境遇のもとで,飽きるにも飢えるにも,満ちあふれるほど持つにも乏しさを忍ぶにも,その秘訣を学び取りました。自分に力を与えてくださる方のおかげで,わたしは一切の事に対して強くなっているのです」。―フィリピ 4:12,13。

落胆したときや寂しく感じたときは,どうすれば神の力が得られるでしょうか。パウロはこう書きました。「何事も思い煩ってはなりません。ただ,事ごとに祈りと祈願をし,感謝をささげつつあなた方の請願を神に知っていただくようにしなさい。そうすれば,一切の考えに勝る神の平和が,あなた方の心と知力を,キリスト・イエスによって守ってくださるのです」。(フィリピ 4:6,7)サンドラはこの助言を実行に移しています。そして,こう述べています。「独身なので,一人で過ごす時間がたくさんあります。ですから,エホバにお祈りする機会も十分にあります。エホバをとても身近に感じますし,自分の問題や喜びについて何でも話すことができます」。フランシスも次のように述べています。「自分独りで消極的な考えと闘うとしたら,苦しい闘いになることでしょう。でも,自分の気持ちをエホバに包み隠さず話せば,大きな助けが得られます。何であれ,私の霊的,感情的福祉に影響することなら,エホバは関心を示してくださると確信しています」。―テモテ第一 5:5。

ランキングに参加しています。

文字をクリックしていただけたら嬉しいです。