12月5日，金曜日
実際には，支配者たち……の多くの者が[イエス]に信仰を持ったのである。しかしパリサイ人たちのてまえ，彼について告白しようとはしなかった。―ヨハ 12:42。
それらの支配者たちはパリサイ人の考えを過度に重視していました。そのような見方をしなければ，ずっと良い結果になっていたことでしょう。イエスは宣教の初期，多くの人が自分を受け入れず自分に信仰を置かない理由を明らかにされました。（ヨハ 5:39‐44）イスラエルの民は何世紀もメシアの到来を待ち望んできました。イエスが人々を教え始めた時，ある人たちはダニエルの預言から，キリストが現われる定めの時が到来したと思ったことでしょう。その数か月前に，バプテスマを施す人ヨハネが伝道を開始した時，多くの人たちは，「あるいは彼がキリストではなかろうか」とさえ言いました。（ルカ 3:15）しかし律法に通じた者たちはイエスをメシアとして受け入れませんでした。イエスはその理由を正確に指摘し，「あなた方は互いどうしからの栄光を受け入れて，唯一の神からの栄光を求めていないのですから，どうして信じることができるでしょうか」と述べました。塔13 2/15 4:6，7
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