
7月12日,土曜日
龍は女に向かって憤り,彼女の胤のうちの残っている者たち,すなわち,神のおきてを守り行な(う)者たちと戦うために出て行った。―啓 12:17。
世界的な犯罪組織を相手に法廷で証言している場面を想像してみてください。その組織のリーダーは非常に頭がよくて力があり,無情な偽り者かつ殺人者です。では,一日が終わって法廷を出たあなたは,どう感じるでしょうか。安心できますか。できません。当然,身辺の警護を依頼するでしょう。この例えは,エホバのため勇敢に証言し,その卑劣な大敵対者サタンを恐れなく暴く僕たちの状況を示しています。しかし,サタンは神の民を沈黙させることができたでしょうか。できませんでした。実際,わたしたちは霊的な繁栄を続けています。その理由は一つしかありません。エホバは今も,特にこの終わりの日の間,わたしたちの避難所,「真の住みか」であられるのです。(詩 90:1。イザ 54:14,17)ただし,エホバを安全な住みかとするためには,サタンに誘惑されてその住みかから出てしまってはなりません。塔13 3/15 4:10
