
7月5日,土曜日
見よ,あなた方の家はあなた方のもとに見捨てられています。―マタ 23:38。
ローマは創世記 3章15節の預言の成就において,大きな役割を果たしました。サタンがローマの当局者を用いて一撃を加えたため,女の胤は「かかと」を砕かれ,一時的な傷を負います。どういうことでしょうか。ローマ人はイエスを扇動という偽りの罪で裁判にかけ,処刑したのです。(マタ 27:26)しかしエホバがイエスを復活させたため,その傷はすぐに癒えます。イスラエルの宗教指導者たちはローマと共謀してイエスに敵対し,イスラエル国民の大多数もイエスを退けました。(使徒 2:22,23)そのためエホバは,ご自分の民としての生来のイスラエルを捨てられます。そして,新しい国民として「神のイスラエル」を選ばれます。(ガラ 3:26‐29; 6:16)この国民は,ユダヤ人と異邦人で成る油そそがれたクリスチャンの会衆でした。(エフェ 2:11‐18)蛇の胤は,イエスの死と復活の後も,女の胤に対する憎しみを表わし続けました。胤の副次的な部分であるクリスチャン会衆を拭い去ろうとしたのです。塔12 6/15 1:17,18
