
6月28日,土曜日
あなたの胤によって地のすべての国の民は必ず自らを祝福するであろう。―創 22:18。
聖書には,エホバが誓いをした時のことが40回以上出てきます。最もよく知られた例は,アブラハムとの関係でなされたものでしょう。長年の間に,エホバはアブラハムと,契約に関連した幾つかの約束をなさいました。それらの約束から,約束の胤が息子イサクを通してアブラハムの家系から出ることが分かります。(創 12:1‐3,7; 13:14‐17; 15:5,18; 21:12)その後,エホバはアブラハムを厳しい試練に遭わせます。愛する息子をささげるようにと命じたのです。アブラハムがすぐに従い,イサクを犠牲としてささげようとした時,神のみ使いが止めに入ります。その時,神は,「わたしは自らにかけてまさに誓う」と述べ,次のような誓いをなさいました。「あなたがこのことを行ない,あなたの子,あなたのひとり子をさえ与えることを差し控えなかったゆえに,わたしは確かにあなたを祝福し,あなたの胤を確かに殖やして天の星のように,海辺の砂の粒のようにする」。―創 22:1‐3,9‐12,15‐17。塔12 10/15 3:6
