
4月30日,水曜日
わたしの罪は絶えずわたしの前にある。―詩 51:3。
ある詩人は,「舌が語りペンが記す悲しい言葉のうち,最も悲しいのは,『今も悔いが残る』という言葉だ」と書きました。この詩人J・G・ホイッティアは,人間が後悔する事柄について,つまりやり直せるものならやり直したいと思う事柄のことを述べていました。実際,「後悔」とは,すでになされた事柄,場合によってはなされなかった事柄に対する悲しみ,心痛のことであり,これに相当する英語には「再び泣くこと」という意味もあります。できればあの時に戻ってやり直したい,と思う事柄はだれにでもあるものです。あなたはどうですか。ある人たちはひどい過ちを犯しました。重大な罪を犯した人もいます。それほどひどいことは行なわなくても,自分の選択は本当に最善だったのだろうか,と考える人がいます。過去を乗り越えて生きている人もいれば,過去を引きずって,「あの時,こうしていれば」という思いに絶えず苦しめられている人もいます。あなたはどうですか。少なくとも今日からは,過去のことを後悔せずに神に仕えたいと思いますか。塔13 1/15 4:1,2
