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家族のために | 結婚生活 結婚生活に失望しているとしたら

どうすればよいか
配偶者の長所に注目する。次のようにしてみましょう。配偶者の良い特質を3つ書き出します。それを例えば,結婚式の写真の裏に記して,あるいはモバイル機器に入力して,常に携帯します。そして,時々そのリストを見て,なぜこの人と結婚したのかを思い起こすようにします。配偶者の良い特質に注目すれば,平和な関係が築かれ,相違点を辛抱できます。―聖書の原則: ローマ 14:19。
特別の時を設けて一緒に過ごす。結婚する前は,何かを一緒に行なう時間を取り分けたことでしょう。デートは新たな,わくわくするようなことだったにしても,計画は立てたはずです。それと同じようなことを,いま行なってはいかがですか。デートする場合のように,配偶者と一緒に特別の時を過ごす機会を計画してみましょう。そうすれば,互いに引き寄せられ,予期していなかった問題にも対処しやすくなるかもしれません。―聖書の原則: 箴言 5:18。
自分の気持ちを話す。配偶者の言動に傷つけられた場合,問題を見過ごすことができますか。できない場合,口をきかないといった態度を取ってはなりません。なるべく早く,できるならその日のうちに,配偶者に穏やかに話しましょう。―聖書の原則: エフェソス 4:26。
自分の気持ちと相手の意図との間の食い違いを知る。夫婦のどちらも決して相手を傷つけるつもりはないでしょう。もしも傷つけてしまったら,誠実に謝ることにより,傷つけるつもりはなかったことを分かってもらうようにしましょう。そのあと,うっかり傷つけてしまうのを避けるために具体的にどんなことができるか,話し合ってください。「互いに親切にし,優しい同情心を示し,……惜しみなく許し合いなさい」という聖書のアドバイスに従うのです。―エフェソス 4:32。
期待は現実的なものにする。結婚する人は「患難を招く」,と聖書は認めています。(コリント第一 7:28)そのような患難を経験しても,自分たちの結婚は間違いだったと性急に結論づけてはなりません。お互いに相違点を理解し合うよう努力し,「引き続き互いに忍び,互いに惜しみなく許し合い」ましょう。―コロサイ 3:13。
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聖書のアドバイス
「平和に役だつ事柄……を追い求めましょう」。―ローマ 14:19。
「あなたの若い時の妻と共に歓べ」。―箴言 5:18。
「怒り立ったまま日が沈むことのないようにしなさい」。―エフェソス 4:26。
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結婚式の時の誓いを守る
結婚式の誓いの言葉を覚えていますか。それを思い起こして,『この約束をどれほどよく守っているだろうか』と自問しましょう。配偶者は約束を守っているのか,と考えたくなる気持ちを抑えてください。その時の誓いには,自分のすることに関して自分の述べた言葉が含まれています。自分の誓いを守ることにそれぞれが努力を集中するなら,その結果をふたりで喜べることでしょう。