イメージ 1

イメージ 2

7 パウロは次に,愛は「自慢せず」と述べています。自慢するのは愛が欠けている証拠です。自慢するなら,自分を他の人より高い立場に置くことになるからです。自慢したネブカドネザル王をエホバがどのように低められたかを調べれば分かるように,エホバは自慢する者たちを不快に思われます。(ダニエル 4:30‐35)たいてい自慢話は,自分の成し遂げた事柄や持ち物に有頂天になるあまり,よく考えもせずに行なわれます。ある人たちは,クリスチャン宣教での成功を誇る傾向があるかもしれません。また,約5万㌦もする新車を買ったと友達に電話で話さずにはいられなかった長老のような人たちもいます。こうしたことは皆,自慢話をする人がそれを聞く相手の上に自分を高めるものであり,それゆえに愛が欠けています。

ダニエル4章30~35節
30 王は答えて言うのであった,「この大いなるバビロンは,わたしが自分の偉力の強さをもって王家のために,またわたしの威光の尊厳のために築いたものではないか」。

31 その言葉がまだ王の口にあるうちに,天から下るこの声があった。「王ネブカドネザルよ,これはあなたに対して言われている。『この王国はあなたから離れ去った。32 あなたは人の中から追われ,あなたの住みかは野の獣と共になる。彼らはあなたに草木を与えて雄牛のように食べさせ,七つの時があなたの上に過ぎ,ついにあなたは,至高者が人間の王国の支配者であり,ご自分の望む者にそれを与える,ということを知るであろう』」。

33 まさにその時,その言葉がネブカドネザルに実現した。彼は人の中から追われ,雄牛のように草木を食べるようになり,その体は天からの露にぬれ,ついにその毛は鷲の[羽]のように,そのつめは鳥の[かぎづめ]のように長くなった。

34 「こうしてその月日の終わりに,わたしネブカドネザルが目を天に上げると,わたしの理解力はわたしに戻るようになった。それでわたしは至高者をほめたたえ,定めのない時に至るまで生きておられる方を賛美し,その栄光をたたえた。その支配権は定めのない時に至る支配権,その王国は代々にわたるものだからである。35 そして,地に住むすべての者は無き者のようにみなされており,この方は天軍の中でも地に住む者たち[の中]でもご意志のままに事を行なっておられる。その手をとどめ得る者,『あなたは何をしてきたのか』と言い得る者はいない。

7(イ)エホバが自慢を不快に思われることは,どんな出来事から分かりますか。(ロ)愛が,よく考えずに自慢することさえしないのはなぜですか。