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「ものみの塔」誌はこれまで,たばこが人体に及ぼす有害な影響を示し,たばこを習慣性のある有害な麻薬として正しく類別した明快な説明を掲げてきました。種々の政府当局者もたばこの有害な影響を認めてはいますが,今までのところたばこの使用あるいは製造を禁止するには至っていません。が,たばこが合法的製品であるからといって,隣人にとって有害な製品を作ったり,それを売って利潤を得たりする行為の関係する基本的な誤りが一変するわけではありません。例えば,ある国がマリファナを法律で認めたからといって(公娼制度が認められている州の場合のように),マリファナの製造もしくは販売によって生計を立てる人はやはり明らかに神の会衆の成員としてふさわしくはありません。

ですから,たばこの販売店を経営する人,たばこの製造だけを扱っている工場の仕事に従事している人,たばこの販売を仕事としているセールスマン,あるいは自分で農場を経営し,たばこの栽培を行なっている人は,自分のしていることに対して責任を負っていることを認めねばなりません。行なわれている事がらを自ら制御できる立場にある場合,クリスチャンとしての良心は隣人に害をもたらすようなことをどうして許せるでしょうか。兄弟たちはこの問題の重大性を考量でき,また不正な慣行がかかわりを持っている場合,職業上の事がらで個人が負う責任の重さを考量できるようであって然るべきです。同胞の福祉を犠牲にしてたばこの使用を促進し,それを主要収入源として利益を得ている人が重大な悪を犯していることには少しも疑問の余地がありません。そうした行動は,隣人を自分自身のように愛せよという基本的な命令にあからさまに反しています。―マタイ 22:39。

マタイ22章39節
39 第二もそれと同様であって,こうです。『あなたは隣人を自分自身のように愛さねばならない』。