

ですから,たばこの販売店を経営する人,たばこの製造だけを扱っている工場の仕事に従事している人,たばこの販売を仕事としているセールスマン,あるいは自分で農場を経営し,たばこの栽培を行なっている人は,自分のしていることに対して責任を負っていることを認めねばなりません。行なわれている事がらを自ら制御できる立場にある場合,クリスチャンとしての良心は隣人に害をもたらすようなことをどうして許せるでしょうか。兄弟たちはこの問題の重大性を考量でき,また不正な慣行がかかわりを持っている場合,職業上の事がらで個人が負う責任の重さを考量できるようであって然るべきです。同胞の福祉を犠牲にしてたばこの使用を促進し,それを主要収入源として利益を得ている人が重大な悪を犯していることには少しも疑問の余地がありません。そうした行動は,隣人を自分自身のように愛せよという基本的な命令にあからさまに反しています。―マタイ 22:39。
マタイ22章39節
39 第二もそれと同様であって,こうです。『あなたは隣人を自分自身のように愛さねばならない』。