孤独―隠れた苦悩 1993年9月22日目ざめよ | kaoruko5000のブログ


女性が死別や離婚によって夫を失うと,激しい動揺を感じるかもしれません。孤独感に襲われるようにもなります。悲しみに沈む未亡人や離婚女性は家族や友達に支えを求めるだけでなく,新たな現実に対応するため自分自身の内面の力にも注意を向けます。夫を失ったという事実は一生変わらないにしても,そのために自分の生活の営みを停止させるわけにはゆかないということを認識しなければなりません。専門家たちは,性格の強い人のほうが寂しさを早く克服する場合が多いことに気づいています。
夫と死別した女性と,離婚した女性のどちらが大きな苦しみを味わうかについては,意見が分かれています。雑誌「フィフティー・プラス」はこう伝えています。「離婚女性を我々の寡婦援助会に招くと決まって二つに分かれ,どちらの苦しみが大きいかの議論になってしまう。未亡人が,『何よ,あなたの亭主はまだ生きているじゃない』と言えば,離婚女性は,『何さ,あなたはわたしのように捨てられたわけじゃないでしょ。失敗したという気持ちはないはずよ』と言う」。

