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8 キリストに従うことを自任するこの大統領は,イエスの伝記を書いたマタイ・レビがしるす次の有名なことばを心にとめていたかもしれません。「平和をつくり出す人たちは,さいわいである。彼らは神の子と呼ばれるであろう」。(マタイ 5:9,口語)しかし大統領が紀元前8世紀にしるされた古代の預言を心にとめていたことは確かです。なぜそう言えますか。右手を上げて就任の宣誓をした時,大統領の左手は2冊の家族用聖書の上に置かれており,大統領夫人が上に差し出したほうの聖書は,イザヤ書の2章4節があけられていたからです。その預言は次のとおりです。「エホバはもろもろの国のあひだをさばき,おほくの民をせめたまはん,かくてかれらはその剣をうちかへて鋤となし,そのやりをうちかへて鎌となし,国は国にむかひて剣をあげず,戦闘のことを再びまなばざるべし」。(1969年1月20日付「ニューヨーク・タイムズ」,第1ページ,最終欄)大統領が聖書のこの部分に左手を置いたのは偶然ではなく,意図したものでした。聖書のこの句は2,000年以上昔に示された「神の御旨」を述べており,大統領はいまこれに人間の約束をつけ加えていたのです。

マタイ5章9節
9 「平和を求める人たちは幸いです。その人たちは『神の子』と呼ばれるからです。

イザヤ2章4節
4 そして,[神]は諸国民の中で必ず裁きを行ない,多くの民に関して事を正される。そして,彼らはその剣をすきの刃に,その槍を刈り込みばさみに打ち変えなければならなくなる。国民は国民に向かって剣を上げず,彼らはもはや戦いを学ばない。

8 就任の宣誓をしたその大統領は,キリストのどんなことばを心にとめていたかもしれませんか。しかし,大統領が確かに心にとめていたのは聖書のどんな預言ですか。