

6 箴言 22章6節には,「少年をその行くべき道にしたがって育て上げよ[または,しつけよ]」とあります。子供のしつけは,もう一つの大切な親の務めです。しかしそのしつけをいつから始めたらよいでしょうか。ごく早い時期からです。使徒パウロは,テモテが「幼い時から」しつけられていたことに触れました。(テモテ第二 3:15)ここで用いられているギリシャ語は,小さな赤ちゃんだけでなく,胎児をさえ指す場合があります。(ルカ 1:41,44。使徒 7:18‐20)ですから,テモテは非常に幼い時からしつけを施されていたことになります。それは正しいことでした。幼い時は,子供のしつけを始めるのに絶好の時です。小さな赤ちゃんにも知識欲があるのです。
箴言22章6節
6 少年をその行くべき道にしたがって育て上げよ。彼は年老いても,それから離れないであろう。
テモテ第二3章15節
15 また,幼い時から聖なる書物に親しんできたことを知っているのです。その[聖なる書物]はあなたを賢くし,キリスト・イエスに関する信仰によって救いに至らせることができます。
ルカ1章41節
41 ところが,エリサベツがマリアのあいさつを聞いた時,その胎内の幼児は躍り上がった。そしてエリサベツは聖霊に満たされ,
ルカ1章44節
44 ご覧なさい,あなたのあいさつの響きがわたしの耳に入ると,わたしの胎内の幼児は,歓喜のあまり躍り上がったのです。
使徒7章18~20節
18 やがて別の王がエジプトの上に立ちましたが,その者はヨセフのことを知りませんでした。19 この者はわたしたちの民族に対して政略を巡らし,非道にも父親に強制して幼児たちを捨てさせ,彼らが生き長らえないようにしました。20 ちょうどその時にモーセが生まれましたが,それはこうごうしいまでに美しい[子]でした。そして彼は三月のあいだ[自分の]父の家ではぐくまれました。
6 子供のしつけはいつ始めるべきですか。