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救いの希望を伝える

14 パウロは,預言者ヨエルの言葉を引用して,「エホバの名を呼び求める者はみな救われる」と書きました。次いでこう述べています。「しかし人は,自分が信仰を持っていない者をどうして呼び求めるでしょうか。また,自分が聞いたこともない者にどうして信仰を持つでしょうか。また,宣べ伝える者がいなければ,どうして聞くでしょうか」。さらに数節あとでパウロは,信仰は自然に生じるのではなく,「聞く事柄から生じる」,つまり「キリストについての言葉」を聞いて生じる,ということを指摘しています。―ローマ 10:13,14,17。ヨエル 2:32。

ローマ10章13,14節
13 「エホバの名を呼び求める者はみな救われる」のです。14 しかし人は,自分が信仰を持っていない者をどうして呼び求めるでしょうか。また,自分が聞いたこともない者にどうして信仰を持つでしょうか。また,宣べ伝える者がいなければ,どうして聞くでしょうか。

ローマ10章17節
17 ですから,信仰は聞く事柄から生じるのです。一方,聞く事柄はキリストについての言葉によるのです。

ヨエル2章32節
32 しかし,エホバの名を呼び求める者はみな安全に逃れることになる。エホバの述べたとおり,シオンの山とエルサレムに,また生き残った者たちの中に逃れ出た者たちがいるからであり,その者たちをエホバは呼び寄せているのである」。

15「キリストについての言葉」をだれが諸国民のもとに携えて行くのでしょうか。イエスはその仕事を弟子たち,つまりその「言葉」をすでに教えられた人たちに割り当てました。(マタイ 24:14; 28:19,20。ヨハネ 17:20)わたしたちは,王国を宣べ伝えて弟子を作る業に携わる時,使徒パウロが今度は,「良い事柄についての良いたよりを宣明する者の足は何と麗しいのだろう」という,イザヤの言葉を引用して書いた事柄を,まさに行なっていることになります。たとえ,わたしたちの携えて行く良いたよりを多くの人が受け入れないとしても,わたしたちの足は,エホバにとっては「麗しい」のです。―ローマ 10:15。イザヤ 52:7。

マタイ24章14節
14 そして,王国のこの良いたよりは,あらゆる国民に対する証しのために,人の住む全地で宣べ伝えられるでしょう。それから終わりが来るのです。

マタイ28章19,20節
19 それゆえ,行って,すべての国の人々を弟子とし,父と子と聖霊との名において彼らにバプテスマを施し,20 わたしがあなた方に命令した事柄すべてを守り行なうように教えなさい。そして,見よ,わたしは事物の体制の終結の時までいつの日もあなた方と共にいるのです」。

ヨハネ17章20節
20 「わたしは,これらの者だけでなく,彼らの言葉によってわたしに信仰を持つ者たちについてもお願いいたします。

ローマ10章15節
15 また,遣わされたのでなければ,どうして宣べ伝えるでしょうか。「良い事柄についての良いたよりを宣明する者の足は何と麗しいのだろう」と書かれているとおりです。

イザヤ52章7節
7 良いたよりを携えて来る者,平和を言い広める者,より良いことについての良いたよりを携えて来る者,救いを言い広める者,「あなたの神は王となった!」とシオンに言う者の足は,山々の上にあって何と麗しいのだろう。

14,15 イエスは,救いの良いたよりを広める仕事をだれに割り当てましたか。