「行ないから分離した信仰は死体と同じように命がない」 ものみの塔1974年4月1日 | kaoruko5000のブログ


26 パウロは,信仰に関する手紙の中で,「信仰とは,望んでいる事がらに対する保証された期待であ(る)」と述べました。彼もアブラハムについて書き,アブラハムを生きた信仰の手本としています。彼はこう語ります。「信仰によって,アブラハムは,召された時それに従い,自分が相続財産として受けるはずの場所へ出て行きました。しかも,自分がどこへ行くのかを知らないのに出て行ったのです。信仰によって,彼は,異国にいるごとく,約束の地に外国人として居留し,自分とともにその同じ約束の相続人であるイサクやヤコブとともに天幕に住みました。彼は真の土台を持つ都市を待ち望んでいたのです。その都市の建設者また作り主は神です。信仰によって,サラも,年齢の限界を過ぎていたのに,胤を宿す力を受けました。約束してくださったかたを忠実なかたとみなしたからです。そのゆえにも,ひとりの人から,しかも死んだも同然の者から,数の多い点で天の星のような,また海辺の砂のような,数えきれないほどの子どもが生まれたのです」。(ヘブライ 11:8‐12)わたしたちは,アブラハムが自分に対してなされた約束の実現を見ずに死んだことを知っています。しかし,彼は確かに信仰を持ち,望んでいる事がらに対する保証された期待をいだいていました。そして,その全生涯を通じて,自分に対する神の祝福の証拠を得ていました。『神がその建設者また作り主である都市』に対するアブラハムの信仰は彼を動かし,神のご意志を行なうために物質上の便宜をあとにさせました。あなたの業も,物質上の所有物よりも神の王国のほうが自分にとって大切であることを同じように示していますか。―ルカ 12:29‐31。
ヘブライ11章8~12節
8 信仰によって,アブラハムは,召された時[それに]従い,自分が相続財産として受けるはずの場所へ出て行きました。しかも,自分がどこへ行くのかを知らないのに出て行ったのです。9 信仰によって,彼は,異国にいるようにして,約束の地に外国人として居留し,自分と共にその同じ約束の相続人であるイサクやヤコブと共に天幕に住みました。10 彼は真の土台を持つ都市を待ち望んでいたのです。その[都市]の建設者また造り主は神です。
11 信仰によって,サラも,年齢の限界を過ぎていたのに,胤を宿す力を受けました。約束してくださった方を忠実な方とみなしたからです。12 そのゆえにも,一人の[人]から,しかも死んだも同然の人から,数の多い点で天の星のような,また海辺の砂のような,数えきれないほどの[子供]が生まれたのです。
ルカ12章29~31節
29 それで,自分は何を食べるのだろうか,何を飲むのだろうかと尋ね求めるのをやめ,心配して気をもむのをやめなさい。30 これらはみな,世の諸国民がしきりに追い求めているものですが,あなた方の父は,あなた方がこれらのものを必要としていることを知っておられるのです。31 それでやはり,絶えず[神]の王国を求めてゆきなさい。そうすれば,これらのものはあなた方に加えられるのです。
26(イ)パウロの述べるとおり,アブラハムとサラは神の約束に対する信仰をどのように示しましたか。(ロ)今,わたしたちひとりひとりにどんなことが問われますか。

