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ブッシュ米大統領が、31日の一般教書演説の冒頭に述べた。「きょうアメリカは、高潔で勇気あふれる大切な女性を失いました。彼女は、アメリカを建国の理念に立ち返らせてくれました」

 マーチン・ルーサー・キング牧師の妻コレッタ・スコット・キングさんが、78歳で亡くなった。68年に夫が暗殺された後、遺志を継いで公民権運動を指導した。

 アラバマ州出身で、ボストンで声楽を勉強している時にキング牧師と出会う。「君のいない人生なんて、まるで冬の暗い寒風に吹きさらされた大気に輝きと熱気をもたらす春の季節のない一年のようなものだ……」。こんな手紙をくれた牧師と53年に結婚して、4人の子どもを育てた。

 キング牧師とともに暮らすことは、公民権運動をつぶそうとする暴力に身をさらすことでもあった。そんな中でも、彼女は気丈だった。自宅に爆弾が投げつけられた時にも、キング牧師から見て、信じられないほどの落ち着きぶりだったという(『マーティン・ルーサー・キング自伝』日本基督教団出版局)。

 キング牧師は63年に、有名な演説「私には夢がある」を残した。いつかアメリカから人種差別がなくなる日をうたいあげる演説から40周年の記念集会で、コレッタさんが述べた。「そんなに遠くない将来、人々が夫の夢を幻想ではなく、輝かしい現実として見ることを願う」

 イラク戦争の開戦が近づいたころには、戦争を「質の悪い彫刻刀」になぞらえて、平和的な解決を訴えた。その彫刻刀をブッシュ氏が振り下ろして3年近くになる。
 
誰も戦わなければ戦争にはならないのにね。
エホバの証人のように、
投獄されても戦争に参加しなければ
戦争は終わるのにね。
人種差別も早くなくなるといいね。
日本は幸せだよね。
当たり前のことではなく、
一つ一つの平和に感謝したいね。