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人は時おり怒りに満ち,それを当然とみなせる場合もあるかもしれませんが,それを根深く宿したり,ずっと憤慨していたりしてそのために罪を負ってはなりません。そうした状態のままで日を暮れさせてはなりません。それは悪魔におりを得させることになるからです。(エフェソス 4:26,27)とりわけ,クリスチャン兄弟相互の間の怒りの情であれば,和ぼくし,あるいは神の定めた方法で事を解決するため正しい手順を尽くすべきです。(レビ 19:17,18。マタイ 5:23,24; 18:15。ルカ 17:3,4)聖書は,この点で交わりに気をつけ,怒りや発作的激怒に駆られる人との交友を避けて,自分の魂をわなから守るようにと諭しています。―箴 22:24,25。

エフェソス4章26.27節
26 憤っても,罪を犯してはなりません。あなた方が怒り立ったまま日が沈むことのないようにしなさい。27 悪魔にすきを与えてもなりません。

レビ記19章17.18節
17 「『あなたは心の中で自分の兄弟を憎んではならない。自分の仲間を是非とも戒め,その者と共に罪を負うことのないようにすべきである。

18 「『あなたの民の子らに対して復しゅうをしたり,恨みを抱いたりしてはならない。あなたの仲間を自分自身のように愛さねばならない。わたしはエホバである。

マタイ5章23.24節
23 「それで,供え物を祭壇に持って来て,兄弟が自分に対して何か反感を抱いていることをそこで思い出したなら,24 あなたの供え物をそこ,祭壇の前に残しておいて,出かけて行きなさい。まず自分の兄弟と和睦し,それから,戻って来たときに,あなたの供え物をささげなさい。

マタイ18章15節
15 「さらに,もしあなたの兄弟が罪を犯したなら,行って,ただあなたと彼との間でその過ちを明らかにしなさい。彼があなた[の述べること]を聴くなら,あなたは自分の兄弟を得たのです。

ルカ17章3.4節
3 自分自身に注意を払いなさい。あなたの兄弟が罪を犯すなら,叱責を与え,その人が悔い改めるなら,許してあげなさい。4 たとえその人があなたに対して一日に七回罪をおかし,『わたしは悔い改めます』と言ってあなたのもとに七回戻って来たとしても,あなたはその人を許してあげなければなりません」。

箴言22章24.25節
24 怒りやすい者の友となるな。激怒する者と共に入って行ってはならない。25 その道筋を親しく知るようになって,自分の魂をわなに掛けてしまうことのないためである。