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20 彼は,悪霊たちが神の存在を信じていることを指摘しています。実際,彼らはそのことをよく知っているはずです。こう記されているからです。『人地のおもてにふえはじまりて 女の子これに生まるるに及べる時 神の子たち人の娘の美しきを見てその好むところの者を取りて妻となせり』。(創世 6:1,2)これら「神の子たち」は霊の被造物でしたが肉の体を着けました。『神の子たち人のむすめのところに入りて子どもを生ましめたりしが それらも勇士[強大な者,新]にしていにしへの名声ある人なりき』。その邪悪さのゆえに,これら堕落したみ使いたちは地をはなはだしく荒らし,彼らの合の子の子孫である「強大な者たち」は,当時の地を満たした「暴虐」と大きな関係があったに違いありません。結果として,神は,洪水によって人類を滅ぼすこと,ノアとその妻およびノアの三人の息子とその妻たちだけを生き永らえさせることを語られました。―創世 6:4‐7,11‐13。

創世記6章1.2節
6 さて,人が地の表に増え始め,彼らに娘たちが生まれると,2 そのとき[まことの]神の子らは人の娘たちを見,その器量の良いことに気づくようになった。そして彼らは自分たちのために妻を,すべて自分の選ぶところの者をめとっていった。

創世記6章4~7節
4 その時代,またその後にも,ネフィリムが地にいた。それは[まことの]神の子らが人の娘たちと関係を持ちつづけ,その[娘]たちが彼らに子を産んだころで,それらは昔の力ある者たち,名ある人々であった。

5 そのためエホバは,人の悪が地にあふれ,その心の考えのすべての傾向が終始ただ悪に向かうのをご覧になった。6 そしてエホバは,地に人を造ったことで悔やみ,その心に痛みを覚えられた。7 それでエホバはこう言われた。「わたしは,自分が創造した人を地の表からぬぐい去ろう。人から,家畜,動く生き物,天の飛ぶ生き物にいたるまで。わたしはこれらを造ったことでまさに悔やむからである」。

創世記6章11~13節
11 そして,地は[まことの]神の前に損なわれ,地は暴虐で満ちるようになった。12 それで,神が地をご覧になると,見よ,それは損なわれていた。肉なるものがみな地でその道を損なっていたからである。

13 そののち神はノアにこう言われた。「すべての肉なるものの終わりがわたしの前に到来した。彼らのゆえに地は暴虐で満ちているからである。いま,わたしは彼らを地と共に滅びに至らせる。

21 洪水の水が落ちてきた時,それら肉の体を着けたみ使いたちはどうなりましたか。彼らは霊の領域に戻ることを余儀なくされましたが,彼らの捨てた割当ての立場に戻ることはできませんでした。ユダはこう述べます。「自分本来の立場を保たず,そのあるべき居どころを捨てた使いたちを,大いなる日の裁きのために,とこしえのなわめをもって濃密なやみのもとに留め置いておられます」。(ユダ 6)ユダはこれらの使いたちをさして悪霊と呼んでいます。これら悪霊たちも,ただひとりの神がおられること,神が存在されることを信じていましたが,彼らは神の業を行ないませんでした。

ユダ6節
6 また,自分本来の立場を保たず,そのあるべき居所を捨てたみ使いたちを,大いなる日の裁きのために,とこしえのなわめをもって濃密な闇のもとに留め置いておられます。

20,21 なぜ,悪霊たちも神を信じていると言えますか。洪水のさい彼らはどうなりましたか。なぜ?

悪霊は最初み使いとして作られたのに、
自分本来の立場を保たず,そのあるべき居どころを捨てて
人間の女の美しさにほれて、
肉の体をつけたので神を信じているといえます。
悪霊たちと人間の女の間にできたネフィリムと
ノアの家族以外の人間も巻き込んで
地は暴虐に満ちるようになり、洪水の際、
肉の体を捨てて天の昇っていきました。

悪霊たちも,ただひとりの神がおられること,

神が存在されることを信じていましたが,彼らは神の業を行ないませんでした