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エホバの辛抱強さは救いとなる

17 人類が当初,悲惨にも罪に陥ってから今日に至るまで,エホバは辛抱強い神であることを示してこられました。大洪水前の神の辛抱強さによって,しかるべき警告を与え,救いの手だてとなるものを建造する時間が得られました。しかし,神の辛抱は限度に達して大洪水が臨みました。同様に今日でも,エホバは大いなる辛抱強さを示しておられ,それは,ある人々の予想以上に長く続いています。しかし,だからといってあきらめてよいわけではありません。そうするのは,辛抱強くある点で神を批判するようなものです。パウロはこう尋ねています。「神の温情があなたを悔い改めに導こうとしていることを知らないために,その親切と堪忍と辛抱強さとの富を侮るのですか」。―ローマ 2:4。

ローマ2章4節
4 それとも,神の温情があなたを悔い改めに導こうとしていることを知らないために,その親切と堪忍と辛抱強さとの富を侮るのですか。

18 確実に神の是認を得て救われるために,自分がどこまで神の辛抱強さを必要としているかは,だれも十分には知り得ない点です。パウロは,「恐れとおののきをもって自分の救いを達成してゆきなさい」と助言しています。(フィリピ 2:12)使徒ペテロは仲間のクリスチャンにこう書き送りました。「エホバはご自分の約束に関し,ある人々が遅さについて考えるような意味で遅いのではありません。むしろ,ひとりも滅ぼされることなく,すべての者が悔い改めに至ることを望まれるので,あなた方に対して辛抱しておられるのです」。―ペテロ第二 3:9。

フィリピ2章12節
12 したがって,わたしの愛する者たちよ,あなた方は常に従ってきましたが,つまり,わたしのいる時だけでなく,わたしのいない今いよいよ進んで[従って]いますが,そのようにして,恐れとおののきをもって自分の救いを達成してゆきなさい。

ペテロ第二3章9節
9 エホバはご自分の約束に関し,ある人々が遅さについて考えるような意味で遅いのではありません。むしろ,ひとりも滅ぼされることなく,すべての者が悔い改めに至ることを望まれるので,あなた方に対して辛抱しておられるのです。

17,18(イ)どんなことをすれば,辛抱強さを働かせておられることについて意図せずしてエホバを批判していることになりますか。(ロ)エホバの辛抱強さをどのようにみなすことが勧められていますか。

エホバ神の辛抱強さに関して、
終わりはこないと諦めてしまうことによって
エホバ神を非難することになります。
エホバ神は、一人も滅ぼされないで
ハルマゲドンを通過し、
楽園に入るのを望んでいらっしゃるので
そのための辛抱強さだとみなし、
自分がエホバのみ前にあって
確固とした者になることに
努力を払うことができます。

ひとりも滅ぼされることなく,

すべての者が悔い改めに至ることを望まれるので,あなた方に対して辛抱しておられるのです。