

6 エホバに対する信仰もわたしたちが謙遜になる上で助けになります。宇宙の主権者であられる創造者が本当にどれほど偉大な方かを認識すれば,自分のことを真剣に考え過ぎることは未然に防げるでしょう。預言者イザヤはこのことを何と見事に思い起こさせているのでしょう。イザヤ 40章15節と22節にはこう記されています。「見よ,諸国民は手おけの一しずくのようであり,彼らははかりの上の塵の薄い層のようにみなされた。……地の円の上に住む方がおられ,地に住む者たちは,ばったのようである」。
イザヤ40章15節
15 見よ,諸国民は手おけの一しずくのようであり,彼らははかりの上の塵の薄い層のようにみなされた。見よ,[神]は島々をもただの微小な[塵]のように持ち上げられる。
イザヤ40章22節
22 地の円の上に住む方がおられ,[地]に住む者たちは,ばったのようである。その方は天を目の細かい薄織りのように張り伸ばしておられ,それをその中に住むための天幕のように広げ,
7 エホバに対する信仰は,わたしたちが不正な仕打ちを受けていると感じる時にもわたしたちの助けになります。問題についてやきもきするよりも,詩編作者が詩編 37編1節から3節,8節,9節で思い出させているように,謙遜な態度でエホバを待つでしょう。使徒パウロも同じように,こう述べています。「わたしの愛する者たち,自分で復しゅうをしてはなりません。むしろ神の憤りに道を譲りなさい。こう書いてあるからです。『復しゅうはわたしのもの,わたしが返報する,とエホバは言われる』」―ローマ 12:19。
詩篇37編1~3節
37 悪を行なう者たちのために激こうしてはならない。
不義を行なう者たちをうらやんではならない。
2 彼らは草のように速やかに枯れ,
緑の若草のように衰えるからだ。
? [ベート]
3 エホバに依り頼み,善を行なえ。
地に住み,忠実さをもって行動せよ。
詩篇37編8.9節
8 怒りをやめ,激怒を捨てよ。
激こうし,そのためにただ悪を行なうことになってはならない。
9 悪を行なう者たちは断ち滅ぼされるが,
エホバを待ち望む者たちは,地を所有する者となるからである。
ローマ12章9節
19 [わたしの]愛する者たち,自分で復しゅうをしてはなりません。むしろ[神の]憤りに道を譲りなさい。こう書いてあるからです。「復しゅうはわたしのもの,わたしが返報する,とエホバは言われる」。
6,7 神に対する信仰は,わたしたちが謙遜になる上でどのように助けになりますか。
自分が塵に等しいと考える時、
自分の小ささに気づくことができます。
問題に直面した時、怒りを捨てて
裁きをエホバ神にゆだねるなら、
神みずから返報してくださいます。
舞は、エホバを待ち望みます。
=*^-^*=にこっ♪