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睡眠の役割

眠ること,あるいは少なくとも一定の時間休息をとることは,生物界に共通のもののようです。猫や犬や鳥などのペットを飼ったことがある人は,猫や犬がよく丸くなって眠り,鳥は日が暮れると静かになって眠るのを観察したに違いありません。ほとんどの動物や鳥類や昆虫には睡眠が必要であり,少なくとも活動を減らす時間が必要です。人間の場合,睡眠は不可欠です。

ある人々は睡眠を単なる休息の時間と考えています。しかし睡眠はそれ以上のものです。「実際には睡眠は,筋肉の緊張と弛緩の複雑な過程である。脈拍と血圧は上下しており,頭の中では自家製の映画がたくさん製作されている」と,トロント・スター紙は述べています。またワールドブック百科事典には,「人が睡眠状態に入ると,すべての活動は低下し,筋肉は弛緩する。心拍数と呼吸数も減少する」とあります。

科学者や医師や研究者は,睡眠について何十年も研究していますが,睡眠の重要な役割に関する基本的ななぞは依然として残っています。睡眠とは実際に何なのか,わたしたちが眠るのはなぜなのか,といったことさえまだ解明されていません。トロント・クイーン・エリザベス病院にある睡眠研究所のエリオット・フィリップソン医師は,「体の修復が行なわれる睡眠時に生じる生物学的に不可欠な事象を我々は知らない」と言っています。

聖書が書かれ始めて、3500年以上が
ゆうに過ぎているのに、
人間の根本的なことは何もわかっていないんですね。
人間はなぜ死ぬのか、
なぜ年取るのか、
なぜ寝るのか、
なぜ病気になるのか、
なぜ・・・

体の修復が行なわれる睡眠時に生じる生物学的に不可欠な事象を我々は知らない