

この問いに対する答えは人によって異なることでしょう。これを信じている人は自分が目撃したり個人的に体験したりした癒しの例を語ります。一方,疑いを抱いている人は,研究者たちが奇跡的な癒しがなされたとされる事例を追跡調査し,実際には癒しは起きなかったとの結論に達していることを指摘します。どうしてこのような正反対のことが語られるのでしょうか。
純然たる誤りが関係している場合もあります。ある婦人は自分の子宮頸ガンが治ったとまじめに信じていました。この婦人は,病院の検査でガンの疑いがあるとされたため,信仰治療師の所に行きました。その後,検査を受けたところ,結果は陰性でした。この婦人は,信仰治療師が治してくれたものと信じています。しかしその主治医によると,最初の検査の結果が誤っていただけのことで,それは時々あることなのです。
ある日、舞は朝からすごい激痛で
いつものかかりつけの内科でモルヒネを
打ってもらった。
家に帰ってしばらくしても、
その激痛はひどくなる一方だった。
イエスがゲッセマネであげた祈りとは
あんな感じなのだろうか?
血の滴りのような汗をかき、
尿も血尿になっていった。
もう、電話をすることもできないほど
舞は動けなかった。
2歳か3歳になる息子に
置屋のお母さんを呼んできてくれるように
やっと頼んだ。
置屋のお母さんは、かかりつけの内科と連絡をして
いつもの胃痙攣ではないと判断し、
産婦人科に行くことを進めた。
舞は、その1週間前に、避妊用の
リングの手術を受けていた。
救急車でその病院に運ばれると、
その医者は、リングをはずした。
ところが、痛みはいっこうに収まらなかった。
別のもっと大きな病院に、医師自ら
自分の車で運んでくれた。
検査の結果、卵巣脳腫と診断された。
無影灯に光るメス、
自慢じゃないが体は大きくても
人一番肝っ玉は小さい。
医者に話しかける。
「もしも、卵巣脳腫じゃなかったら、
先生、舞に3万円くれる?」
医者は、「いいよ」と言った。
舞は、息子を産んでいるけど、
まだ年も若く結婚もしたかった。
女の子を産みたかった。
舞は必死で祈った。
開腹結果、医師は
「ぉお!!(゚ロ゚屮)屮」と声を出した。
なんとお腹の中、膿だらけだったらしい。
「さよりみたい?」と舞が聞くと、
医師は「さより?」
「(*¨)(*..)(*¨)(*..)うんうん、
外側はきれいでも腹の中真っ黒」
と舞が言うと、医師は微笑んでいた。
舞は笑ってしまった。
後から、この医師は舞の芸者の時の
大切なお客様になるのだが、
「オペ中に笑った患者をはじめてみた」
というのだった。
そして、卵巣脳腫はというと、
卵巣の後ろに大きな膿の袋ができていて、
それが卵巣脳腫に見えたらしい。
そのおかげで舞は後に女の子を産むのだが、
人はこれを奇跡と呼ぶのだろうか?
=*^-^*=にこっ♪