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大たばこ会社はあらゆる方面からの一斉砲火を浴びるまま手をこまぬいていたわけではありません。ニューヨーク市のたばこ調査審議会は,ウォールストリート・ジャーナル紙の言う「米国のビジネス史上で最も長期にわたる誤報キャンペーン」を指揮しています。

独自に調査を行なうという旗じるしのもとに,この審議会は論敵との闘いに何百万ドルも投資してきました。このすべては,1953年,スローン・ケッターリング記念ガンセンターのエルンスト・ウィンダー博士が,ネズミの背中にたばこのタールを塗って腫瘍の生じることを発見した時に始まりました。たばこ産業はこの審議会を設けて,独自の調査で得る科学的証拠で対抗することにより,たばこ製品に不利な,増大する明白な証拠を相殺しようとしたのです。

それにしても,審議会の科学者たちはどうして他の研究団体の調査結果と全く違った結果を出せるのでしょうか。最近公開された書類は,手の込んだ陰謀が張り巡らされていたことを明らかにしています。審議会の研究者たちの多くは,契約書に縛られ,目ざとい弁護士団の監視のもとにありましたが,健康に対する懸念の高まりには十分な根拠があることに気づきました。しかし,ウォールストリート・ジャーナル紙によれば,審議会は事実に直面すると,「喫煙が健康に有害であることを示す自分たちの研究結果を無視する場合があり,時には研究を打ち切る場合さえあった」のです。

今日もたばこをやめる気になれず、
これくらいいいじゃないかと心をかたくなにしている。
まったく、はあー。