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舞は横たわりました
神に
「抱っこして?」
「抱っこして?」
とせがんでみました。
神は塵に等しい舞のために
身を低くして近づいてくださいました
それから、何時間か
神との質疑応答が続きました
子供の頃からの出来事が
一つ一つ走馬灯のように思い出され
神は見ていてくださったことを知りました
そして、舞が仏壇や神棚に供え物を捧げながら
いつも、空を眺めて
神に語りかけていたことを
ほめて下さいました
舞は泣きました。
舞は泣きました。
神の答えに一つ一つ素直に納得しました。
素直に(*¨)(*..)(*¨)(*..)うんうん
と答えました。
我が家では許されない言葉です。
返事は一つ。
「はい」です。
それをあえて、
(*¨)(*..)(*¨)(*..)うんうん
といいました。
神はとがめられませんでした。
舞は神の優しいみ腕の中で
すやすやと幼子のように
眠りました
暖かかった
この方だけは舞が離れない限り
見捨てられることはない

ほっと安堵のため息をついた