
うつ状態の程度はまちまちです。若い人は,何らかの衝撃的な出来事で一時的に気持ちをくじかれることがあるかもしれません。その種の憂うつな気分は比較的短時間に薄らいでいくのが普通です。
しかし,うつ状態がいつまでも続き,何事にも消極的な気持ちになり,自分は価値のない人間だという考えや,不安,腹立ちなどが解消しなければ,その症状は進んで,医師たちの言う軽い慢性うつ病になる可能性があります。冒頭で取り上げたマークとメラニーの経験から分かるとおり,症状はかなり異なることがあります。不安に襲われる若者もいれば,いつも疲れが取れない,食欲がない,よく眠れない,体重が減る,次々と事故に遭う,といった若者もいます。
また中には,快楽に身をやつし,パーティー,乱交,蛮行,大酒などを際限なく繰り返して,うつ状態を隠そうとする若者もいます。「なぜいつも外出せずにいられないのか,本当に分からないんです。僕に分かるのは,自分独りでいるとひどく気がめいるということだけです」と,14歳の少年は正直に言いました。「笑っていても,心の痛むことがある」と聖書が述べているとおりです。―箴言 14:13。
箴言14章13節
13 笑っていても,心の痛むことがある。歓びは悲嘆をもって終わりとなる。
舞の家は確かに問題があったかもしれないけど、
決していつも不幸だったわけじゃない。
稲刈りとか、すごく好きだった。
籾を一晩つけて、沈んだものだけを蒔いて、
苗代を作り、田植えをし、草取りをして、
何回も何回も手をかけて、稲は成長していく。
そして、稲刈りをし、干して、脱穀をする。
脱穀は首の周りがいがいがした。
途中で、柚子をもいで食べたり、
柿を食べたり、塩の黄粉むすびを食べたり、
結構楽しいことはたくさんあった。
家の仕事が終わると、ガキ大将を中心に、
アケビを取りに行ったり、
かくれんぼしたり、
沢山の楽しいことがあったはずなのに、
どうして、舞は壊れてしまったんだろう?
気がつくと、中学校では、家出の常習犯で、
保護観察までついていた。
自分にさえわからないことを医者に聞いても
わからないのだろうか?
ああ、あの頃に戻って、もう一度やり直せるとしたら・・・
って、嘘だよ。
だって、今の子供たちは、生き方を変えたら、
いないんだろうし、いても違う子達なんだろうから・・・
もういいよ、今、この時だけを生きる。
少し、暗くなりすぎた。
光が恋しくなった。
しんどいけど、病院にいってきます。
=*^-^*=にこっ♪