
20 結婚生活では,ほかにも愛と敬意の欠かせないときがあります。それはコミュニケーションを図るときです。愛情深い夫は,妻が行なっていることや妻が抱える問題,様々な事柄に対する妻の考え方などについて妻と話し合います。妻にはそれが必要です。時間を取って妻と話し合い,妻の言うことに本当に耳を傾ける夫は,妻に対する愛と敬意を示しているのです。(ヤコブ 1:19)中には,夫が自分と話す時間をほとんど取ってくれないとこぼす妻もいます。それは残念なことです。確かに,こういう忙しい時代ですから,夫は家の外で長時間働き,中には経済事情のために仕事を持つ妻もいるかもしれません。しかし,夫婦はお互いのための時間を取っておく必要があります。そうしないと,二人はばらばらになってしまうでしょう。そういう状況で,もし二人が自分に同情してくれる仲間を結婚の枠外に求めるしかないと感じているとすれば,深刻な問題が起こりかねません。
ヤコブ1章19節
19 わたしの愛する兄弟たち,このことを知っておきなさい。すべての人は,聞くことに速く,語ることに遅く,憤ることに遅くあるべきです。
20 非常に大切などんなことを行なうとき,愛と敬意は不可欠ですか。
21 夫婦のコミュニケーションの仕方は重要です。「快いことばは……魂に甘く,骨のいやしとなる」と言われています。(箴言 16:24)配偶者が信者であってもなくても,「あなた方の発することばを常に慈しみのあるもの,塩で味つけされたものとし……なさい」,つまり,品の良いものにしなさい,という聖書の助言が当てはまります。(コロサイ 4:6)夫婦の一方が大変な一日を過ごしてきたときは,配偶者の優しくて思いやりのあるちょっとした言葉が大いに役立ちます。「適切な時に話される言葉は,銀の彫り物の中の金のりんごのよう(です)」。(箴言 25:11)声の調子や言葉の選び方はとても大切です。例えば,夫婦の一方がいらいらした命令口調で「ドアを閉めてよ!」と,もう一方に言うかもしれません。しかし,穏やかな思いやりにあふれた声で,「悪いけどドアを閉めてくださる?」と言うほうが,どれほど「塩で味つけされ(て)」いるか分かりません。
箴言16章24節
24 快いことばは蜜ばちの巣であり,魂に甘く,骨のいやしとなる。
コロサイ4章6節
6 あなた方の発することばを常に慈しみのあるもの,塩で味つけされたものとし,一人一人にどのように答えるべきかが分かるようになりなさい。
箴言25章11節
11 適切な時に話される言葉は,銀の彫り物の中の金のりんごのようだ。
21 適切な言葉遣いは,幸福な結婚生活を持続させる上でどのように役立ちますか。
会話って必要ですよね。
だんだん、お金の話か、子供の進路だけの話になっていくなら、
夫婦としてやっていけませんよね。
もっと、分かり合う努力をするべきでした。
もっと、時間をとるべきでした。
遠慮しすぎだかな?
21 適切な言葉遣いは,幸福な結婚生活を持続させる上でどのように役立ちますか。