
子どもがうつ病になると,親はひどく落胆し,とにかく自分が悪いのだと思いがちです。ある親はこう言います。「自分の子どもがうつ病になると,罪悪感のようなものを確かに感じ,そうではないといくら言われても,受け入れられません。『自分たちのどこがいけなかったのだろう。どこでこうなってしまったのだろう。わたしがどのように原因になったのだろうか』と考えてばかりいます」。親はこの点で,どうすれば平衡の取れた考え方ができるでしょうか。
言うまでもなく,家庭内がとげとげしい雰囲気であれば,子どもに悪影響が及びかねません。聖書が,父親である人たちに,「あなた方の子供をいらいらさせて気落ちさせることのないようにしなさい」と訓戒しているのはもっともなことです。(コロサイ 3:21)ですから親は,子どもに対する接し方を分析し,必要であれば調整するのがよいでしょう。とはいえ,うつ病になるのは必ずしも育て方が悪かったためではありません。事実,いたって愛情深い家庭の子どもでも,この病気になることがあります。ですから,子どもを助けるためにできる限りのことをしているのであれば,自分を責める気持ちになる必要はありません。
コロサイ3章21節
21 父たちよ,あなた方の子供をいらいらさせて気落ちさせることのないようにしなさい。
うつ病の子どもを責めないことも同じように大切です。子どもがこの病気を抑えることはほとんどできないのです。ある母親は,「水ぼうそうや肺炎になったからといって,子どもを責めたりはしないでしょう」と言い,次のように認めています。「でも,うつ病の時には,そうではありませんでした。病気のことで子どもを責めてしまいました。すまなかったと思っています」。親やほかの人たちは,うつ病を何かの弱点としてではなく,病気と見るなら,その子をどうしたら支えられるかということに力を注げるでしょう。
子どものうつ病が,夫婦の関係にそれと分かる緊張を生じさせることがあります。一人の女性はこう言います。「互いに相手を責めてしまいました。期待していた生活のこと,息子のためにいま送っている生活のことを考えると,特にそうでした」。娘がうつ病のティムはこう言います。「配偶者を責めがちになるものです。子どもにうつ病の兆候が現われる前から夫婦間に問題があった場合は,子どもの当惑させるような行動が二人の関係にとって最後の打撃となりかねません」。子どものうつ病によって結婚関係に溝が生じることのないようにしてください。実際,自分であれ,子どもであれ,配偶者であれ,だれかを責めても,得るものはほとんどありません。大切なのは,その苦しみを抱える本人の支えになることです。
自分も摂食障害になったのが、9歳から
うつ病と診断されたのが、14歳からだから、
頭ではわかっているんだよ。
でも、どうしても心が消極的なときには、
あのときにこういえばよかった。
こうすればよかったと自分を責め、
滅多切りにしちゃうんだよね。
そこから何も生まれないのは100も承知なのに・・・
悲しいね。人間て
息子がうつ病になったとき、
世界で戦争が起こっているように感じた。
それでも、できるだけ外に連れ出し、
買い物や生活をすることを教え、
できていることを精一杯認めてきた。
それでも、彼は自分を捨ててしまったかのように、
神と真反対の方向に全速力で走っていく。
無力を感じたな。
子供が精神障害を抱えたら、
親の皆さん、まず自分が固くたつことを考えてください。
そして、子供に目いっぱいの愛を注いで
ほしいです。
残念ながら、我が家はそれに失敗し、
家庭崩壊してしまいました。
わたしまで、重症うつ病をぶり返し、
寝込んでしまって、
主人は若い女を作って家から出て行ってしまいました。
でも、舞は今でも別れた主人を大切に思っています。