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迫害に遭っても喜びを保つ

11 エホバの僕としてわたしたちは迫害に遭っても,心の喜びをもってエホバに仕えることができます。イエスはご自分のために迫害される人たちのことを幸いな者と呼ばれました。また,使徒ペテロはこう述べました。「キリストの苦しみにあずかる者となっていることを歓びとしてゆきなさい。それは,彼の栄光の表わし示される時にも,あなた方が歓び,また喜びにあふれるためです。キリストの名のために非難されるなら,あなた方は幸いです。栄光の霊,すなわち神の霊があなた方の上にとどまっているからです」。(ペテロ第一 4:13,14。マタイ 5:11,12)もしあなたが迫害に耐え,義のために苦しんでいるのであれば,あなたはエホバの霊と是認を得ているのです。またそれゆえに,確かに喜びは深まります。

ペテロ第一4章13.14節
13 かえって,キリストの苦しみにあずかる者となっていることを歓びとしてゆきなさい。それは,彼の栄光の表わし示される時にも,あなた方が歓び,また喜びにあふれるためです。14 キリストの名のために非難されるなら,あなた方は幸いです。栄光の[霊],すなわち神の霊があなた方の上にとどまっているからです。

マタイ5章11.12節
11 「人々がわたしのためにあなた方を非難し,迫害し,あらゆる邪悪なことを偽ってあなた方に言うとき,あなた方は幸いです。12 歓び,かつ喜び躍りなさい。天においてあなた方の報いは大きいからです。人々はあなた方より前の預言者たちをそのようにして迫害したのです。

11 わたしたちは迫害に遭っても,なぜ喜びに満ちた状態でいることができますか。

12 神がわたしたちの避難所ですから,わたしたちは喜びを抱いて信仰の試みに対処できます。詩編 42編と43編はこのことを明らかにしています。あるレビ人が何らかの理由で流刑の身になっていました。その人は神の聖なる所で崇拝を行なえないので寂しく思う余り,自分のことを乾燥した不毛の地域で水を慕う,のどの渇いた雌鹿のように感じました。彼はエホバを,またその聖なる所で神を崇拝する特権を「求めて渇いて」,つまりそれを慕わしく思っていました。(詩編 42:1,2)この流刑囚の経験について考えると,エホバの民と共に享受している交わりに対する感謝の念を表わすよう心を動かされるはずです。もし迫害のために監禁されるような状況が生じて,一時的にせよエホバの民から引き離されるならば,それまで神聖な奉仕を共にして得た喜びについて思い巡らすようにしましょう。また,神の崇拝者たちと共に通常の活動を再び行なえるよう『神を待ち望む』一方,忍耐できるよう祈ってください。―詩編 42:4,5,11; 43:3‐5。

詩篇42編
指揮者へ。コラの子たちのためのマスキル。

42 水の流れを慕う雌鹿のように,
神よ,わたしの魂もあなたを慕います。

2 わたしの魂は神を,生ける神を求めて渇いているのです。
わたしが来て,神のみ前に出るのはいつのことでしょうか。

3 わたしにとっては,昼も夜も涙が食物となりました。
一方,[彼らは]一日じゅう,「お前の神はどこにいるのか」とわたしに言います。

4 わたしはこれらのことを思い起こし,わたしの内にある魂を注ぎ出します。
わたしはよく群集と共に進んで行き,
神の家に向かって彼らの前をゆっくり歩いたものだからです。
祭りを祝う群衆の
歓呼と感謝の声と共に。

5 わたしの魂よ,なぜお前は絶望しているのか。
なぜお前はわたしの内で騒ぎ立つのか。
神を待ち望め。
わたしは,わたし自身の大いなる救いとして,なお[神]をたたえるからだ。

6 わたしの神よ,わたしの内でわたしの魂が絶望しています。
ですから,わたしはあなたを思い起こすのです。
ヨルダンの地とヘルモンの峰々から,
小さい山から。

7 あなたの(水)竜巻の音で,
水の深みが水の深みへと呼びかけています。
あなたのすべての砕け波と大波―
それがわたしの上を越えて行きました。

8 昼,エホバはその愛ある親切をお命じになり,
夜には,その歌がわたしと共にあります。
わたしの命の神への祈りがあります。

9 わたしの大岩である神にわたしは言います,
「なぜあなたはわたしをお忘れになったのですか。
なぜわたしは敵の虐げのゆえに悲しんで歩くのですか」と。

10 わたしに敵意を示す者たちは,わたしの骨に対する殺害をもってわたしをそしりました。
そして一日じゅう,「お前の神はどこにいるのか」とわたしに言います。

11 わたしの魂よ,なぜお前は絶望しているのか。
なぜお前はわたしの内で騒ぎ立つのか。
神を待ち望め。
わたしは,わたし自身の大いなる救い,わたしの神として,なおもこの方をたたえるからだ。

詩篇43編
43 神よ,わたしを裁き,
忠節でない国民に対するわたしの訴訟を処理してください。
欺まんと不義の人からわたしを逃れさせてください。

2 あなたはわたしの要塞の神だからです。
なぜあなたはわたしを捨て去られたのですか。
なぜわたしは敵の虐げのゆえに悲しんで歩き回るのですか。

3 あなたの光と真理とを送り出してください。
それらがわたしを導いてくれますように。
それらがわたしをあなたの聖なる山とあなたの大いなる幕屋へ連れて行ってくれますように。

4 そして,わたしは神の祭壇へ,
わたしの歓喜の歓びである神のもとへ行くのです。
そして,神,わたしの神よ,わたしはたて琴を[奏でて]あなたをたたえます。

5 わたしの魂よ,なぜお前は絶望しているのか。
なぜお前はわたしの内で騒ぎ立つのか。
神を待ち望め,
わたしは,わたし自身の大いなる救い,わたしの神として,なおもこの方をたたえるからだ。

詩篇42編1.2節
42 水の流れを慕う雌鹿のように,
神よ,わたしの魂もあなたを慕います。

2 わたしの魂は神を,生ける神を求めて渇いているのです。
わたしが来て,神のみ前に出るのはいつのことでしょうか。

詩篇42編4.5節
4 わたしはこれらのことを思い起こし,わたしの内にある魂を注ぎ出します。
わたしはよく群集と共に進んで行き,
神の家に向かって彼らの前をゆっくり歩いたものだからです。
祭りを祝う群衆の
歓呼と感謝の声と共に。

5 わたしの魂よ,なぜお前は絶望しているのか。
なぜお前はわたしの内で騒ぎ立つのか。
神を待ち望め。
わたしは,わたし自身の大いなる救いとして,なお[神]をたたえるからだ。

詩篇42編11節
11 わたしの魂よ,なぜお前は絶望しているのか。
なぜお前はわたしの内で騒ぎ立つのか。
神を待ち望め。
わたしは,わたし自身の大いなる救い,わたしの神として,なおもこの方をたたえるからだ。

詩篇43編3~5節
3 あなたの光と真理とを送り出してください。
それらがわたしを導いてくれますように。
それらがわたしをあなたの聖なる山とあなたの大いなる幕屋へ連れて行ってくれますように。

4 そして,わたしは神の祭壇へ,
わたしの歓喜の歓びである神のもとへ行くのです。
そして,神,わたしの神よ,わたしはたて琴を[奏でて]あなたをたたえます。

5 わたしの魂よ,なぜお前は絶望しているのか。
なぜお前はわたしの内で騒ぎ立つのか。
神を待ち望め,
わたしは,わたし自身の大いなる救い,わたしの神として,なおもこの方をたたえるからだ。

12(イ)わたしたちはなぜ信仰の試みに喜びを抱いて対処できますか。(ロ)流刑の身になっていたあるレビ人の例からどんな基本的な教訓を学べますか。

わたしは待つこと、続けることがとても苦手だ。
でも、求めたからといって、答えがすぐに来るわけではない。
待つこと、続けることね、希望を捨てないこと、
少しずつ、わたしはわたしの心を調整できたらと思う。
早急な答えは、何の解決策にもならないもの・・・